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石川労山救助隊訓練-覚えておきたい技術(2)

2012年06月12日 | 山の技術
(1)パーティが3人以上の場合。
ザック3つの肩ベルトをはずして連結します。1つだけ逆方向にするのがミソ。


負傷者を乗せウエストベルトで固定し搬送。

一般登山道なら他の登山者に声をかけて、手伝ってもらいましょう。理想は6人での搬送です。4人でも可能です、ちょっと重いけど。

(2)2人の場合:つまり怪我人と自分だけ
しかも周囲に他の登山者がいない場合(最悪の状況)です。

ザックの中身を全て出す。
肩ベルトにスリング60㎝を結わえカラビナをセット。
怪我人はハーネスを装着している、または簡易ハーネスをスリングで作る。
簡易ハーネスの作り方は、
 *
簡易ハーネスの作り方
をご覧ください。

ハーネスにカラビナを連結し、負傷者をザックごと担ぎ上げる。


怪我人はザックに固定されているので、搬送者は両手を離しても大丈夫です。
スリング2本、カラビナ2枚があれば、こんなに安定した状態で運べるのかと驚きました。
(どんな山行でも、カラビナ&スリングは携行したほうが良いですね)

*********
1日の訓練でしたが、技術が身についたという実感がありました。参加してよかったな~。
そして‥‥、何よりも、この技術が役に立たないことを切に願うことにします‥‥。

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