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エクアドルの風

年末にアマゾン上流部を訪ねる(1)

アマゾンの自然を堪能した3日間の記録、その1。

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2024年12月28日
前日までのチャンボChambo市での仕事を終えて、アマゾンに向かいました。
エクアドル(国土面積は日本の約6割)の東半分はアマゾンの上流部です。


標高2800mから600mまで標高差2200mを下るバスの旅は、なかなかスリリング。
バスの車窓からはダムの放水。
しばらく前まで大渇水。水力発電頼みのエクアドルでは毎日12時間の停電続きでしたが、ようやく雨季に入り発電が始まりました、よかった~


アマゾンの玄関口の街到着、年末恒例行事であるモニゴテ用のお面が販売されています。
大晦日には紙製の等身大(!)の人形を作って、燃やすのが恒例行事。



2024年12月29日
朝、ガイドさん親子の船に乗り込みました。3日間よろしくお願いします。


本日はアマゾン川を下ります。
「これでアマゾン最上流部?」と疑問が湧く程に川幅は広く、いろいろな船が行きかいます。




タンクローリー車を積んだ船も。


ジャングルの中には道はないので、唯一の交通手段は船。
集落も全て川べりに。




森の中で一段と背が高い木はセドロCedoro、絶滅危惧種で樹高40mにも及びます。




船からずっとジャングルを眺める時間、本当に素晴らしい時間。


立ち寄った集落で、アマゾンカワイルカに会いました。
全身が灰ピンク色、口は細長く、こちらも絶滅危惧種。


本流から支流に入り、今晩のお宿に。








私が釣り上げたナマズが夕食のスープになりました。


蚊帳の中で、この夜はぐっすり。
(明日に続きます)

コメント一覧

Repu
@bilimann はい、東は熱帯林で雨が多く、真ん中はアンデス高地で乾燥しやや寒く、西は太平洋の影響をうけています。
バスで1時間も走れば全然違う気候と植生で面白いです。
bilimann
地図を見ると、ど真ん中を山脈が突っ切っている国なんですね。西と東とでは全く気候が違うのでしょうね
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