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エクアドルの人たちに対して日頃から感じていることの一つが、「めったに謝らない」。
先日出かけたハイキングで、それをまた強く感じました。
約束の時間より30分遅れて到着した車、ドライバーは開口一番、
「いや~、時間を忘れていたよ」

私のつぶやき:(これでプロと言えますか?)
でも誰も怒らないし咎めない。
*以下( )内は私のつぶやきです。
歩き始めて1時間程で若い男性が、
「疲れたよ~、もう歩きたくない」

私(アホか、今日は8時間行動って言われてたのに)
ずっとグズグズ言っている若者、でも誰も気にしない。
陽気そのもの。

(私も気を取り直して、この風景を楽しむことにしよう)


彼を長時間待ちます。私は昼寝モードに。

本日の目的地まであと1時間、「インカの峠」と呼ばれる地が近づいてきました。


このとき、若者が「もう限界」
私(え~、遥々遠くからバスに乗ってやって来たのに、目的地を目前にして・・・)
でも誰も咎めない、誰も怒らない、何も起こらない。
そして下山・・・
原因の若者、一言も周りに謝らない。
それどころか下山が始まったら、はしゃいでいました。
私(これが日本だったら周囲からなんて言われるだろうかなぁ・・・?)
エクアドル人はめったに謝らない、そして謝らない人を怒らない。
当の本人は平然としています。
よく「日本人はすぐに謝るし謝り過ぎ」と言われますが、本日の出来事が日本で起こったとしたら、原因の人はどのような態度をとっただろうか・・・。
日本とエクアドルの考え方の違いを実感した一日でした。