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2月9日の大統領選。
全国民が投票義務で(投票率は限りなく100%)、全国民を巻き込んだ選挙運動が展開されました。

10人以上の候補が乱立し結局決まらず、4月13日に上位2名による決選投票となりました。
現大統領のノボア氏は再選に向けて大量の選挙資金を投入し、国の至る所に自分の写真をばら撒く作戦。

そして若年層の票を集めるべく大統領令「若者アクション」を突然に発令。
「2万人以上の若者(18~31歳)を3カ月間臨時雇用し、週に2日(各4時間)社会活動すれば1200ドル払う」という内容。
カヤンベコカ国立公園事務所も、「その若者の社会活動を企画・運営・指導せよ」と、突然押し付けられました。
明日からの活動に向けて緊急の会議。
100人の若者をどうするか、なんと前日の会議です。

私は別の部門の応援も頼まれ、右往左往。
100人の若者を指揮しなくてはいけません・・・。
初日は市内の川の清掃。


ゴミだらけの川がキレイになったのは嬉しいが・・・

別の日には環境の講義。(といっても場所もなく屋外で)

草刈りやら、水道施設周辺の清掃活動やら。


週2日、100人の若者をどう動かすか・・・、本当に頭が痛い!
1人あたり1200ドル、全国で2万人。
自分の当選のために国費をつぎ込む大統領令。
しかし全てを現場に押し付けて、いったいどういうこと???
そしてなんと私にまで、その迷惑を大いに受けている現実。
馬鹿らしくて笑うしかありません、本当に・・・