リバ剣士の挑戦

~ 40年の眠りから醒めた剣 ~

回顧13-二段審査

2023年10月31日 | 剣道
2023.10月
初段取得から一年経たので二段審査を受けます。
また道場の先生に形の指導をしてもらう。二段は五本目まで。

初段の時より少しは様になってきた気がします。
忘れないよう、寝る前に布団の中でイメージトレーニング。

道場によっては、審査に拘わらず小学生の時から形の練習する所があるらしい。
そんな所の人達は、昇段審査の時に新たに憶えなくとも体に染みついているのだとか。

形審査当日
今回も中学生が大半。高校生数人と大人二人。
午前中はみっちり指導の時間。おかげでしっかり復習できた。
午後になって審査。
うまくいったかな。

実技審査当日
形審査2会場の合同となり二段受験者約100名。大人は3名となった。
お相手は2名の大人の方。やはり初の対戦相手なので息が合わない。
面と小手がなんとか一本づつ決まった自覚。

結果は大人全員合格でした。
合格率60~70%というが、もっと高いと思う。

次の三段審査は二年後です。
また目標ができました。

回顧12-一年できた

2023年10月31日 | 剣道
2023.5月
剣道を再開して一年がたった。
仕事の都合で三月はほぼ欠席となったが、やる気も継続している。
やはり昇段はモチベーションのひとつになると思う。

一年やってみて色々気付くことがあった。

まず小学生の部、先生方が優しい。優しすぎる?(今の私にはありがたいのだが)。
私のこどもの頃はもっと厳しかった記憶。まあ道場の方針の違いや当事者感覚なのでそうなるのだろうが。
例えば、打ち抜ける時、竹刀を腰に当てられて振り回す事はここではしていない。
入会間もない小学生に、先生が手取り足取り指導されている真っ最中「のどが渇いたのでお茶のんでいいですか?」とかわいい声で堂々と手を挙げていた。
先生はニコニコして「いいですよ」と。そうゆう時代なのね。

鍔競合いがほぼない。コロナ渦もあって極力避けるように指導もある。静かに間合いをとるか、すぐに引き技を出すように。と。

中学の頃を思い出す。
私は引き技が得意だった。特に引き胴。顧問の先生はそれを嫌う。「引くな!」「前に出ろ!」と、いつも言われた。
でもこれが試合ではよく決まった。例え引き技が好きでない審判がいたとしても、これだけ鮮やかに決まれば旗を上げざるを得ないほどに。だから多様してしまう。
大会で勝った時も怒られた。「引くなと言ってるだろ!」
(一本入ったじゃない?勝ったじゃない?なんで怒るの?)と思っていた。

今は解ってきた。剣道はやはり「攻め」が大事。「冴え」のない相面から引き技ばかりでは、見苦しいのは当然だった。
「先生すみませんでした」




回顧11-初段審査

2023年10月27日 | 剣道

2022.9月

前回の一級登録時に「次は初段審査が受験可能です。是非受けてください」と案内があった。

一級までは市、三段までは市をまたぐ地区枠、五段までは県、その上は国が主催のようだ。

防具を買った所にまた行って木刀購入。アイテム1個獲得(ピコーン♬)

木刀など修学旅行のお土産屋で触って以来です。かっこいいね。

 

初段では、「形審査」「実技審査」「筆記」がある。

九月からまた先生の形指導を受けた。

「形審査」は地区によって違いがあるようで、私の所では初段が一本目から三本目、二段は五本目まで、三段は七本目まで。その先はさらに小太刀三本。

私は初段審査なので三本目までを稽古します。

これが私のような初心者には難しい。先生から細かく指導をもらい、それでもすぐ忘れるから仕事の合間にyoutubeで何度もチェック。この時代だからできる学習法だが40年前の人たちは大変だったろう。

 

審査当日 - 形

審査は2日にわたって行われる。先に「形審査」、次回に「実技審査」です。

ちょっと緊張したがなんとかなったかと。

終わった時に見知らぬ先生から「よく練習しましたね。よかったですよ」と声を掛けてもらった。「ありがとうございます!」

ここでは合否の発表がないので静かに帰宅。

 

審査当日 - 実技

2週間後の実技審査です。メンツは同じ。中高生の中に大人が二人(知らない人)。

年齢順なので一人目はその方と当たる。初めての人なので中々息があわない。

二人目は人が足りないので先に終えた高校生が審査外となって相手してくれた。

特に出来はよくなかったが、打ち切ることだけを心掛けて臨んだ。

今回もまた終了後にどこかの先生から声を掛けられた。

「後ろの胴紐が縦結びになってますよ。今回はいいと思うけど二段審査ではそれで不合格もありますよ」と注意された。

気にしていたつもりだったが、緊張のせいか間違えていたらしい。肝に銘じる。

数分後に合否発表。無事合格でした。

 

後日、帰省したこども達に報告した。

剣道を始めたことは前に少しだけ話をしていたが(その時は驚いていた)、昇級、昇段審査のことは内緒にしていた。

「もう私は有段者のため、素人さんには手はだせませんな。ハハ。」

笑いながらも祝福してくれた。

 

 


回顧10-一級審査

2023年10月27日 | 剣道

2022.7月

昇級審査には実技の他に「剣道基本技稽古法」という審査もあるらしい。

知らなかった。私の小学生の頃はなかったんじゃないかな。

という訳で、その「基本技」を先生に教えて頂くことになる。

担当の先生は二人いて順番のようだ。

「昇段」でなく「昇級」なので主に小学生が対象。中学生が少し。

その中に57のじじいが混じることになる。

ここでも昔の光景を思い出す。

道場通いの時、小学生に交じって大人が一人二人いた。あれはきっと自分の子が剣道を習いだすタイミングで「お父さんもやってみようか」という流れだったかもしれない。

小学生の私は、それを見ても多少の違和感は招くが、たいして気に留めずスルーだった。ましてや「この人いい年してよくなるな」「恥ずかしくないのかな」「普段はどんな人だろう」なんて全く考えない。小学生なんてそんなもんだ。

だから私も「だれも気に留めていない」と思い無心で稽古ができた。

 

試験当日

小・中学生に混じって試験です。

コロナ渦なので無観客。ギャラリーいないのでこれはラッキー。

特に緊張もせず無事合格できた。

初の剣道の資格取得です。ちょっとうれしい。


回顧9-まじめに稽古通い

2023年10月26日 | 剣道

2022.6月

しんどいが何とか続けている。でも週二回ある稽古で土曜日は人が多くて困るので最近は平日一回に絞ってしまった。

毎回稽古に行く車の中で、練習きついのにわざわざ出向く自分が不思議に思う。このパワーはどっからくるのか?

帰りの車は充実しすぎの体感。放心状態。

 

今日、先生から「一級試験受けますよね」と。大人は二級以下はとばせるけど一級がないとそこから先に行けないそうだ。

剣道再開するにあたって、昇段は全く頭になかった。ただ皆に交じってまた剣道練習したいな、ぐらいに考えていた。

でも先生方との会話で「私は〇段です。今〇段を目指してます」とか「昇段は剣道を続けるためのモチベーションにもなるものなので目指してください」と言われる。そうか、じゃやるか。

私より数か月早く入会したリバ剣さんがいる。Uさん40代。ここのリバ剣の唯一の仲間です。Uさん春に一級取得したそう。続くしかないな。