リバ剣士の挑戦

~ 40年の眠りから醒めた剣 ~

回顧12-一年できた

2023年10月31日 | 剣道
2023.5月
剣道を再開して一年がたった。
仕事の都合で三月はほぼ欠席となったが、やる気も継続している。
やはり昇段はモチベーションのひとつになると思う。

一年やってみて色々気付くことがあった。

まず小学生の部、先生方が優しい。優しすぎる?(今の私にはありがたいのだが)。
私のこどもの頃はもっと厳しかった記憶。まあ道場の方針の違いや当事者感覚なのでそうなるのだろうが。
例えば、打ち抜ける時、竹刀を腰に当てられて振り回す事はここではしていない。
入会間もない小学生に、先生が手取り足取り指導されている真っ最中「のどが渇いたのでお茶のんでいいですか?」とかわいい声で堂々と手を挙げていた。
先生はニコニコして「いいですよ」と。そうゆう時代なのね。

鍔競合いがほぼない。コロナ渦もあって極力避けるように指導もある。静かに間合いをとるか、すぐに引き技を出すように。と。

中学の頃を思い出す。
私は引き技が得意だった。特に引き胴。顧問の先生はそれを嫌う。「引くな!」「前に出ろ!」と、いつも言われた。
でもこれが試合ではよく決まった。例え引き技が好きでない審判がいたとしても、これだけ鮮やかに決まれば旗を上げざるを得ないほどに。だから多様してしまう。
大会で勝った時も怒られた。「引くなと言ってるだろ!」
(一本入ったじゃない?勝ったじゃない?なんで怒るの?)と思っていた。

今は解ってきた。剣道はやはり「攻め」が大事。「冴え」のない相面から引き技ばかりでは、見苦しいのは当然だった。
「先生すみませんでした」




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