リバ剣士の挑戦

~ 40年の眠りから醒めた剣 ~

パリ五輪2024

2024年08月28日 | 剣道
猛暑続く中、週一ペースで稽古に励んでいます。
こんな程度ではさして上達するはずもないのですが、気持ちを切らさず続けることが大切と思ってます。

パリオリンピックが終わりました。毎晩遅くまでテレビ観戦でした。
手に汗にぎる熱戦。中でも柔道の競技は素晴らしかった。
個人戦では多くの日本人メダリストが誕生しました。また、混合団体戦では惜しくも優勝を逃したものの、勝者に対するリスペクトや潔さは見ていて清々しい。
ただ…外国人選手の礼法がやたら気になるのは私だけでしょうか。
勝てば喜び爆発のガッツポーズ、納得いかない敗戦には不満をあらわにした態度。勝敗決定後の礼はまだしも、畳を降りる際の礼をする選手は日本人以外なかなかいません。少し残念な気持ちで見ていました。

テレビでは柔道の盛り上がりを受けて、「剣道も柔道のように世界人口を増やしてオリンピック種目参加を目指しては」と誰かが言ってた。

ちょっと待って、と。テレビで言うならもう少し調べてからにしては、と。
確かに柔道を競技する国は多いし有名ではあるが、競技人口では剣道のほうがはるかに上回る。世界大会も毎年開催し、50か国以上が参加している。
なので、「剣道をオリンピック種目に」という声は常にある。だが日本剣道連盟は全くそれには前向きでない。剣道の精神そのものが失われるのが懸念されるからだろうと考える。

思えば柔道が五輪種目になったとき、柔道着は白と青になり、ルール変更が繰り返され、礼法はおざなりになった。
もし剣道が五輪種目となったら、カラー防具、ビデオ判定、チャレンジ制度など、当たればいいだけの競技になってしまうのではないかと想像する。

私は剣道を五輪種目にするのは反対です。同意見の人が多いとよいのですが。

今大会では、フェンシングでも日本選手が大活躍でした。電光の審判。
フランスの人は気にしないのか、が気になる。


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