梅の蕾がピンク色になって膨らんでいました。
こうして開花を待っているのですね。
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昨年 11月に封切られた話題作
ひな人形を飾った明くる日の明け方
すごく久しぶりに母の夢を見ました
自分の日記にも書きましたが
こちらにも書いておきたいです
父と母が布団に寝ていました
母は起き上がって
「私、ずいぶん新聞を読んでないのよ」
と言いました
「取ってくるね」
と言って、新聞受けに取りに行くと
三日分位 新聞がたまっていました
それらを持って二階に上がり
母に手渡しました
その日は1月15日
成人の日のようでした
夢の中で私はそう思いました
母は にっこりしていました
私は 母のそばにくっついて
「久しぶりだね」
などと話しかけました
すると見る見るうちに
母がモザイクのように
消えてしまいました
隣をみると父は静かに
眠っているようでした
夢のなかで 私は
ああ、やっぱり母は
死んでしまったのだな
と思っていました
隣の父の顔がいつの間にか
白い布で覆われていました
そんな夢です
ひな祭りなのにひな人形がなくてはと
勤め帰りに 私が買ってきたのよ
一度そう言っていたことがあります
バスで行き、持ちきれない物は
送ってもらったのだと思います
ひな人形を飾ったので
夢で母に会えたのかな
思い出すたびに嬉しくて
元気が 湧いてきました
昨日の朝顔は萎み、雨に打たれて下に落ちていました。
ベッドに横たわって読んだ本は「やさしい猫」です。
映画「牛久」を観たとき、この本を薦めてくださるコメントをいただいたので、
図書館にリクエストしていました。
腰痛のおかげで(苦笑)
じっくりと読むことができました。
マヤは3歳の時、父親が病気で亡くなってから、
保育士をしている母親のと二人で暮らしてきました。
9歳の時、スリランカ人のクマさんに出会います。
クマさんは18歳で来日し、日本語学校で勉強し、
自動車整備工として働いていました。
タイトルの「やさしい猫」はスリランカのお話です。
猫に両親を食べられてしまったネズミのきょうだいが、
その猫の家族に育てられるという
ほろりとする素敵なお話です。
マヤが高校生になる頃、
クマさんとお母さんは結婚することになりますが、
クマさんが仕事を失った為、
結婚は一旦、延期になります。
その後、再度、結婚を決意しますが、
不法滞在で入管、収容施設に送られてしまうのです。
ここから先に興味のある方は、ぜひ手に取ってください。
分厚い本ですが、子供向けの童話のように、
やさしい語り口で書かれていて
読みやすいです。
そのわけは、最後に分かります。
外国から来ている方の多くは
言葉の壁もあり、
適切なサポートが必要です。
どのような形でするのがよいのでしょう。
法律に違反してはじめて気づくのでは
あまりに切ないと思いました。
また、私も、国籍、宗教の違いなど、
先入観や偏見で
自分で壁を作っているかもしれません。
人と人として、かかわりをもつことにより
「違い」ではなく
「同じ」に出会えるだろうなと思いました。
「やさしい猫」中島京子(中央公論新社)
読売新聞2020年5月20日~2021年4月17日(夕刊)掲載
きょうは久しぶりの雨降りです。
明治35年生まれの祖母が娘時代に遊んだという
百人一首をもらったことがきっかけで
高校生の頃、百人一首クラブに入りました。
祖母の百人一首をずっと探していますが
なかなか見つかりません。
もしかしたら物置かもしれないので
父に段ボールを出してもらったのですが
「生活の絵本」や「私の部屋」など
なつかしい雑誌がいっぱい出てきて
それはそれですごく嬉しくて
満足してしまったり・・・
でも、きっとあると思うので
がんばって探そう。
何故、こんなに百人一首にこだわっているかというと、
昨年、ひょんな事から勉強したくなったからです。
中学生の子どもたちと共に
一首ずつ詠んでいます。
今、80番台まで来ました。
百首読了まで、もう少し。
昔は恋の歌とか花を詠んだ歌に惹かれましたが、
今は変わり
人生の悲しみを詠んだ歌に心が動きます。
83
世の中よ 道こそなけれ 思い入る
山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる
(藤原俊成 皇太后宮大夫俊成)
84
長らへば またこのごろや しのばれむ
憂しと見し世ぞ 今は恋しき
(藤原清輔朝臣)
恋の歌はなかなか来ない男の人を待つ女性のさびしさを詠んだ歌など多いですが
我が子を失ってしまった方の憂い、悲しみ
そんな気持ちを重ねます。
最近では高速道路が雪で動かなくなり車中で眠れない一夜を過ごした方や
避難所で夜を過ごしている避難民の方の気持ちも
もしかするとこれに近いものがあるかも知れない。
明けない夜はないとはいえ
朝までの時間、どんなに長く感じられるだろう。
言葉を深く味わうことができるようになったのかな
・・・なんて思います。
子供達はどう受け止めてくれているのやら
マイペースで進んでいる授業ですが
覚える力は子供の方がめちゃ早くてしかも確実で
60代は完全にアウトです!
参考文献
「国語便覧」浜島書店
「百人一首のひみつ」佐佐木幸綱
殴り書きのアンチョコ
何とか保たせてきた歯を抜いた。
その時、今までになく強い痛みを感じた。
歯に膿の袋ができて
その先に神経があったからだった。
夜は痛み止めを飲んで眠った。
年末、よりによって抜歯なんて
予定外だった。
けれど、このまま年を越しても
よくはならない。
それどころかもっと
悪くなるかもしれない。
先生と相談して
ついに決断に至った。
(大げさ?笑)
思えば何度も差歯が外れて
そのたびに付けてもらった。
できるだけ抜くのはあとにしたかった。
よくぞここまで保ってくれたと思う。
消毒の帰り、レストランに寄った。
ついたてのあるお店だ。
席は予約で埋まっていたので、
テイクアウトした。
ハンバーグのバジルソース。
クッキー付きだった。
まだ腫れがひかなくて、食欲もなかった。
なのに食べてみるとおいしかった。
痛みで気づかなかった。
本当はお腹が空いていたのだ。
抜いたところに触れないよう
ゆっくり食べた。
残さず、平らげた。
これ、生きてるって事?!
(またまた大げさ!笑)
ほかほかでおいしかった。
食後は忘れずに抗生剤を飲んだ。
父に電話した。
「そういうことはたまにあるよ」
昔、父も同じ症状で
抜歯したことがあったという。
92歳にそう言われると
なんだか落ち着く。
長く生きていると
いろんなことがあるんだ。
安心した。
曇った空を見上げる。
どんよりした雲間から
日が差してきた。
明日は腫れがひいていればいいな。
朝起きて最初に見るもの。
それは
散歩の途中で見つけた
あの
大きな四つ葉のクローバー。
今はもう
葉っぱが枯れて
茶色くなってしまったけれど、
茎の下の方に
こんなものが伸びてきました。
まだ、生きているよ。
がんばれ♪
木の葉が色づきましたね。
銀杏は黄色く、、
楓は赤く・・・
昨夜はおでん
一本120円の大根、
おいしかった♪
たまごも・・・
大根やたまごは、
リーズナブルな食材です。
こんなにおいしいなら、
大根一本入れればよかった・・・?
いえ、いえ、
大根とたまごだけでは、
こうは、おいしくならないでしょう。
昆布、こんにゃく、練り物などなど
一つ一つのおでん種がいっしょに合わさって、
ぐつぐつ
火を止めて
待つ、
また、火をつけて
温めて、
そうして、こんなにおいしくなった♪
人生後半、
私もこんな大根になりたいな。
そんなことを思いながら、
うろこ雲が夕焼けに染まった
空を見ていました。
きょうも、よいお天気です♪
いきなりですが、英会話の話題です。
英会話のグループ・レッスンでは、
最初に短い会話をします。
「好きな季節はいつですか?」
私はすぐに「秋」と答えました。
becouse,・・・・not hot,not cold
すると・・・not too hot,not too cold
・・・tooを入れるようにとアドバイス
一応、どの季節にも良さはあるので、
春は、花が咲くから
夏は、すいかが好きだから
冬は、雪が好きだから
誰かに言われちゃっても、
大丈夫なように決めました(笑)
以前、益田ミリさんが朝刊の連載に、
「週末、何をしましたか?」と、聞かれたら、
「映画に行きました」と答えることにしていると
書いていました。
「私は散歩をしました」と、
答えることが多いです。
習い始めた当初は、
う~ん、何をしたっけ・・・。
映画は先々週だし、
本はチラッと開いただけだし、
あ、洗濯はしたけど、わざわざ言うほどのことでもないか~
頭の中で、ク~゙ルグル
何を言いたいかが浮かばなかったものです。
緊張しているから尚更
首を傾げる私を見て、「イメージ、イメージ・・・」
外国人の先生は、優しくほほえみます。
「何もしなかった・・・」
それ答えてもいいけれど、
「何もしなかった」と言えば、
半分、嘘になります。
別に真剣に何をしたかを
聞きたいわけではなさそうです~
挨拶なんですね。
コミュニケーション・・・
でも、そうは言っても実際は
結構、真剣に考えます。
マジ
ことばは人と人とをつなぐツールですが、
単なるツールではない。
ツール以上のものだと、
英会話レッスンを通して、
あらためて知りました。
日本語でも
何気ないやりとりで
ホットなコミュニケーションしたいな♪
きょうもそんな一日になりますように。
昨夜、雷が鳴りました。
雨が激しく降りました。
すごく大きな音がして何度も光ったので。
ドキドキしました。
さて、先週の夕食です。
ベトナムの友人に
豚肉の瓶詰めをいただきました。
フタを開けると、独特な香りがしました。
香りをことばで表現するのは難しい
匂いに敏感な夫は
最初の一口を食べようとはしません。
代表で私が食べることになりました。
>チリソースで召し上がっても・・・~♪
>すっごく おいしいですよ~♪
そこで
冷蔵庫を探したら、豆板醤があったので、
ちょっとのせて食べてみたら・・・・・・・
そのままよりは、
確かに食べやすい
今週のベトナム語講座で
さっそく先生に尋ねてみました。
先生、これはなんですか?
この写真を見ていただきましたが、
わからないとのことでした。
先生はホーチミンのご出身ですが
友人はハノイなので同じベトナムですが
食文化が違うようです。
これから料理法を考えようと思っています。
♪
きょう・・・和風スパゲッティを作りました。
茹でたパスタに、ネギ、オリーブオイル、にんにく、
お醤油、鰹節で作ったソースを合わせただけ、簡単!
玉ねぎときゅうりのピクルス、マスカット添え
ネギやニンニク、バターなど、
食べ慣れているものの匂いは気にならないのに、
慣れないと気になるものですね。
実家の本棚に幼稚園の時、お世話になった
H先生の詩集が眠っていた。
そのなかに透析のことを書いた詩があった。
母も長く透析をしているので
他人事と思えなかった。
夏
暑い
のどがかわく
水がほしい
ジュースものみたい
だが
決められた以上の水分は
体内にいれられぬ
夏がきて
汗がでる人は幸いだ
透析患者は汗が出ないのだ
のどがかわく
氷を口に入れる
口のなかで
氷がゆっくりゆっくり溶ける
夏はいやだ
のどがかわいても
思いきって水がのめぬ
冬もいやだ
あれほど好きだった水炊きも
思いきって食べられぬ
週三回ベッドにねて
ダイアライザーに流れている血を見る
透析患者は
季節に上手に適応できる機械になるのだ
暑さ寒さを超越して
決められた体重をきちんと維持できる
機械になるのだ
街角のジュースの自動販売機に目をつむり
透析患者は
いつも足早やに通り過ぎる
( 1989 林信夫 作)
自らの被爆体験や
ご夫婦で訪れた
聖地旅行記などを綴った貴重な作品集だ。
先生ご自身は、透析はされてなかった。
この詩集を紹介するに当たって
連絡をしたところ、H先生はお元気で
安心しました。
きょうも秋晴れ・・・