女性の自殺者が増加したというニュースがありました。11月2日付け朝日新聞デジタルでは、「女性の自殺15%増、7千人 非正規拡大が一因 全体は11年ぶり増」というものです。自分で国民を不安な気持ちにして、精神的に追い込んだ上に病気にし、自殺させたと思われるのに、記事にしています。マッチポンプというのですよね。
記事では、2020年の自殺者数は、2万1081人で、男性が1万4055人(23人、0.2%減少)、女性が大きく増え、7026人(935人、15.4%増加)だそうです。男性の方が多いではないですか。ヤフーのコメントでは、若い人の方が問題だとかいうのがありました。若い人は、感受性が強いので、朝日新聞などの反日左翼報道のニュースに接していれば、不安になりますよね。
この記事の根拠は、11月2日に政府が閣議決定した21年版の自殺白書だそうです。コロナ禍の状況を分析していますが、朝日新聞デジタルでは、自分の推測である「特に働く女性らが追い詰められている実態も明らかになった。」とか机の上で書いています。そんなこと政府が言いますか。その理由としてあげているのが、分析で働く女性の自殺が増加していたこと、自殺の原因では「勤務問題」が過去5年の平均より34.8%も増えていたことをあげています。この過去5年の平均をなぜ使うのかがわからないでしょう。一昨年比だと、増加の幅が小さいためにこうした作為をしたと思いました。
この後、総務省の労働調査の結果を示して、非正規雇用で働く人の雇い止めやシフト減が起きた。そして、働く女性の53.7%が非正規雇用で(ここまでが事実ですよね。)、経済状況の悪化につながった(意味がわかりませんでした。)として、論理が飛躍しています。それは、働く女性の半分以上が非正規など当たり前で、この状況は昨年だけでなく、続いているでしょう。それで、言い逃れのように、新型コロナの感染拡大による労働環境の変化が、自殺者の増加につながる要因の一つと考えられるという当たり前の厚労省のコメントを担当者に言わせて記事にしています。
つまり、言いたいのは、普通、政府の統計などの発表では、数値を比較はするけど、増加したとか、減少したとか記載するだけでしょう。コロナの影響かどうかの原因が明確でない限り、コメントしないと思いますよ。それを無理矢理厚労省の担当者に尋ねて、言わせた感じがしています。ですから、要因の一つと言うことになるのですよね。そういう風に尋ねるのですよね。記者が、そういうこともありますよねと聞いて、担当者が、そういうこともあるでしょうねとか答えると、記事にしてしまうのですよね。いじめの自殺も同じですが、明確に遺書が自殺の原因を記載していたとしても、それも一つの原因にしか過ぎません。家族関係や自分の病気やいろいろな原因が考えられるのですよ。
このように、この前もそうでしたが、朝日新聞などは、政府の発表素材を使用しながら、自分の都合のいいように机の上で作文するために、つなぎ合わせたような記事を作るのです。
そして、最初に私が指摘したように、日本を不安に陥れようと、コロナについて、後遺症や少しの接触でも感染するかのようなエアロゾル感染とか危険性を煽ったり、そして、記事にあるように、非正規雇用されている人の困窮を取材して、他の人の不安を煽るのですよ。
以前、私の知人の娘さんが、コロナの報道によって精神的に不安定になったということを書きました。やはり、女性は、コロナなんかインフルエンザと同じだとか思わずに、命を奪われるような、怖い感染症なんだという認識なんですよね。私の妻のコロナに対する対応を見ていてもわかりますよ。
どうすればいいか。それは、ワイドショーやニュースを見ないことです。ドラマや映画など、自分の好きな番組だけ見ていればいいのです。本当に、大企業の役員は行動を起こせばいいのにと思います。もっと、明るい、国民のためになる番組を作るようにテレビなどの制作者に圧力をかけてほしいと思います。