いかりじいじのブログ

鳥山明氏の訃報に日本人を感じた

 漫画家の鳥山明氏が逝去されたそうです。私は、このニュースでナルトという漫画の作家である岸本氏とワンピースという漫画の作家である尾田氏がコメントを出していて、その内容に涙しました。日本人を感じたのです。
 岸本氏と尾田氏は、子供の頃から鳥山氏の漫画の大ファンであったそうです。そして、自分たちの書いた漫画が売れてきて鳥山氏と飲む機会があって、「友達」だと言ってくれたことに感激した様子がわかりました。それに、鳥山氏を、ずっと、目標にして努力してきた様子が目に浮かんだのですよね。
 それにも増して、ニュースから伝わってくる鳥山氏のシャイな性格や、作品に登場する悪役のあり方など、鳥山氏の性格の良さだとかが思い浮かんできて日本人を感じたのです。(本当にいいのかは知りませんが、変わり者だったのかもしれません。変わり者でもいいと思いました。)
 私は、若いときにはいろいろ漫画を読みましたが、今は、全く読みません。しかし、私の娘や息子は、40歳にもなろうというのに、未だに、ワンピースを全巻読破しているようです。その前段には、「こち亀」なども全巻を家に置いていますし、「銀魂」とか、いろいろな漫画が家にあります。
 それほど、日本における漫画の文化は浸透しているのですよね。最近では、「鬼滅の刃」もありました。国を超えて広がりを見せる日本の文化を感じるのです。それは、一朝一夕にできあがったものではなく、先人の努力の成果とも思えるのですよね。古くは「鳥獣戯画」などにも感じるのですよ。
 そして、今回のことで自分が感じたのは、手塚治虫氏を中心とするあの盛大の人たちが、後世の漫画家の人たちに大きく影響していると感じました。つまり、鳥山氏の柔らかな筆致をみると手塚治虫氏の感じがして、まるで、日本のミュージシャンがビートルズのマネをして、いろいろなヒット曲を作り、いろいろな人に影響を与えたように、手塚氏などの漫画家の影響力も大きいものを感じました。
 しかし、ナルトの作者岸本氏とワンピースの作者尾田氏も最高ですよね。だから、ああいった息の長い作品が描けるのだと思います。
 私も、まず、日本人として、性格のいい人になることを目指した方がいいと感じました。
 余談ですが、韓国がネットの漫画で日本を超えたとかニュースにしていたところがありました。漫画とか本だとか、芸術とも思える物は、自分が好きであればいいわけで、比較するようなものではないと思うのは私だけでしょうか。







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