いやあ、テレビ朝日は大企業として、社員の処遇もまともにしないテレビ局であることがハッキリしました。4月25日付けスポーツ報知「玉川徹氏、生中継のNY記者に「かわいそうに、円建てなんですよね給料が」→「もっと大きい声で」と懇願される」という記事です。
25日放送のモーニングショーで円安特集をしていて、米国では日本のラーメンが1杯3,000円以上になっていることを放送したようです。そこでNY支局の鈴木彩加記者が現地のスーパーマーケットから、寿司の巻物やスープなどの値段を生中継で伝えたそうです。
この記者の現地でのエピソードなども踏まえて、コメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川は「かわいそうに、円建てなんですよね給料が。テレビ朝日も考えていただきたい。今は、ドル建てでほしいですよね。」発言したそうです。
このことを聞いていて、私は、また、状況を盛っているなと思いました。NYの生活が円安で苦しいかのような印象を与えるための演出ではないと推測したのでう。
理由は、海外に進出するような企業であるならば、規模の大小は問わず、社員の処遇を考慮しないなどありえないでしょう。処遇をよくはしても悪くする企業はダメな会社でしょう。当たり前ですよね。逆に、海外居住を求めて仕事ので成果を出させようと思うのなら、日本にいるときよりも待遇はいいはずだと思いませんか。
それなのに、常識のない玉川は、円建てという事実だけは把握していたのでしょうか、冒頭のような発言をしたのですよね。私は、給料の原則は円建てでも、手当はドル建てなのではないんかと推測しますよ。しかも、その手当も十分すぎるくらいの額があるはずですよ。テレビ朝日に取材したくなりました。
まあ、素人が邪推してもいけないので、玉川が適切なコメントしていたとして、テレビ朝日はダメ企業だと断言できるでしょう。
これまでも、円高の時がありました。円安も予想されるのですから、その時の対処方法を考えない企業は失格でしょう。また、知らない文化やルールの国で仕事で成果を求められるのに、日本にいたときと同じ処遇で済ますなど、私にすればブラック企業そのものですよ。
おそらく、玉川はテレビ朝日の元社員ですし、コメンテーターとして役員との交流もあるのでしょうから、このNY記者の処遇の改善をお願いしているでしょう。その結果を番組で紹介してほしいものです。
「反日左翼は息をするように嘘をつき」という言葉を思い浮かべました。嘘ではなく一部の切り取りかもしれませんが。