政府が、屋外などでのマスクの着用について、はずせるケースを示しました。それに対して、報道が国民にインタビューして、大臣が外してもいいよと宣言するとか、もっと、基準を示してほしいとか言わせていました。
そこで、私は、報道が求めているのは、そうした混乱している国民の姿なのだろうなと思ったのです。さらには、きちんとした基準を政府が示していないということを国民に印象付ける、反政府運動の一環でもあるのだろうと思いました。
先般も、テレビでは、誰かが賞を受賞したというニュースで、悪いニュースばかりが続く中で明るい話題でしたとかコメントしていました。そうしているは自分たち報道なのにという、ツッコミを入れたくなりました。
コロナの感染症が広がるなかで、いつも、出てくるのが、どこまで対策をするのかという問題でしょう。コロナの感染が広がった最初の頃にも、飲み会は4人までとか示していたので、4人と5人の境目が理解できないとかインタビューで言わせていました。
日本人の考えることは、いつも、そうした目的を理解しないままに、どの程度守るのかという発想をしがちです。つまり、感染防止対策をしているのですから、人数の問題ではなく、飲食するグループに感染者がいるかどうかでしょう。危険性をどの程度まで許容するかどうかです。
平素から基本的な感染防止対策をしていて、直近、1週間以内くらいでコロナの多発地域に行ったことがなく、現時点で熱もないのなら、ほとんど大丈夫でしょう。
何か、自転車が左側通行が基本だと、警察が徹底しようとしたときに、やはり、右側の近くに目的地があるのに、左に渡らないといけないのかとか、発言している人がいました。好きにしたらいいのにと思いました。
このように、日本人は、目的を忘れて、決まりを守るためにはどうしたらいいかを考えてしまう人が多いですよね。決まりを守れば、自分が守られることは、そのとおりなのですが、ケガなどから守られるかは別ですよ。
自分で考えて、自分で行動することが大切です。人の気持ちも考えながらですけどね。今日は、歩いて通勤したので、外ではマスクを外して歩きました。勤務場所近くになってつけました。皆さんも、自分自身で考えて、行動しましょうよ。どこかの議員のようにはならないように。