12月2日付けの左に思いっきり切り振れている日刊ゲンダイデジタルの「TBS「報道特集」放送後に勃発!ネオニコ農薬めぐり業界団体と研究者が"場外乱闘”」という記事がありました。この記事を読むと、報道特集という番組では、左翼の大学教授らがデータのはっきりしないワカサギの減少などの自然現象を国民の関心を引きそうな農薬の危険性に結びつけ得て事実のように報道することで、国民の疑惑を深めることを目的に制作されたのではないかと思いました。
何かに似ていますよね。森友や加計、桜などと野党が追及した件に似ています。大きな問題など出てこないのだけど、安倍総理に対して疑惑があるかのように報道することで権力を悪用した人という印象をつけることを目的にした報道と同じです。日刊ゲンダイが炎上させようと記事にしていることで答合わせもできています。
この番組は、11月6日のTBS報道特集の「最も使われている殺虫剤 ネオニコ系農薬 人への影響」で農薬の危険性を指摘した内容だそうです。ネオニコとは、ネオニコチノイド系農薬のことで、強力で植物に長く残留する性質をもつことから農薬の使用回数を減らせるとされるものだそうです。
記事では、「日本では1990年代初頭に使用が認められたが、ミツバチの大量死の原因と疑われ、EUでは2018年に3種類のネオニコ系農薬の屋外使用が禁止になっている。」と書いています。悪質でしょう。ミツバチの大量死は農薬が原因かは根拠は不明です。EUが禁止しているのも3種類でしょう。そもそもEUは官僚的で左寄りの団体のような組織ですよ。悪い印象を与えようと意図的に書いた左翼文章としか思えません。こんなことが問題なら、とっくに大手新聞社とかが書いたり、政府が対応しているでしょう。私は、左寄りのEUが問題としているから、日本でも炎上させようとしたとしか思えません。
報道特集では、島根県の宍道湖でワカサギやウナギなどの激減したことを調査している東大教授の山室真澄氏を紹介したそうです。そして、宍道湖周辺の水田でネオニコ系農薬が使用されているようになった1993年以降、湖の動物性プランクトンが減少し、それを餌にしているワカサギや、カニやエビなどを捕食するウナギなどの減少を報じたそうです。さらには、神戸大学大学院の星信彦教授や脳神経科学者の「木村ー黒田純子」氏がネオニコ系農薬が人間に影響を与える危険性を伝えたとのことです。これに対し、メーカー団体の農薬工業会は抗議し、同番組への見解を11月12日にホームページに掲載し、教授たちを批判したそうです。
このことを日刊ゲンダイは、場外乱闘などと揶揄し、しかも、教授たちの発言を引用して、「農薬工業会は自分の論文を読んでいない」などと言わせ、いかにも農薬工業会が悪いかのような印象を与えようとしています。農薬工業会の意見を聞くと、きちんと反論されそうだから、取材はせず、書きっぱなしにして終わるという、左翼そのものですよね。
皆さんも、このような左翼系の報道に欺されないでください。当然、報道特集もそうですから。