おたまじゃくしを眺めながら。

おそらく、音楽の話が中心になると思います。思っていることを、綴っていきたいと思います。

頑張ります!

2021-12-23 22:18:31 | 音楽
 ついに、グラスゴーで唯一、聖歌隊ありでキャロル礼拝を続行する教会となってしまいました。
 グラスゴーには大聖堂が3つあるんですが、(普通は一つの都市に一つ)他の2つが新しいコロナの規制のためキャンセル。

 私たちは歌うことができて、ラッキーです。去年歌えなかったから、ありがたいと思います。歌えない人達の思いを背負って、頑張らなくちゃ。

 2メートル間隔で、大変ですよ。でも、そこはみんなプロ。
 私の声は、もうだいぶボロボロになって来てます。でも一曲、私ともう一人のソプラノが、一番上の旋律を歌う曲があって、一緒に歌うソプラノさんは、個性の強い声の持ち主。私もかなり張り上げないと、消されてしまうんです。私みたいな、真っ直ぐな声の人は、大変。そこで、ちょっと工夫してみました。アクセントが必要なところで、細かいヴィブラートをかけてみた。特に、フォルテでフレーズの最初に入るところとか。指揮者は何にも言ってなかったから、それでいいのかな?

 お昼は、ミュージカル、レ・ミゼラブルを見て来ました。若い頃、ロンドンで何度も見たんです。すごく好きで。ツアー・プロダクションがグラスゴーに来たので、娘と一緒に行って来ました。娘も好きになったみたい。ただ、ロンドンのステージのセットは持って来れなかったみたいで、バリケードが回転しなかった。アンジョラスが赤い旗の上に倒れるシーンがなかった。ちょっと残念。それでも、思いっきり涙でした。
 日本でも、劇団四季が公演してたみたいですね。

 明日は、忙しい。朝、クリスマスディナーの買い物に行かなくちゃ。今年は、私がディナー担当みたいです。でも、25日の礼拝終わってから作ります。同じヨーロッパでも、大陸では、24日にお祝いするんですよね。ドイツもそうだった。でも英国は25日にお祝いします。

 そうそう、私、今年、カードの発送が遅れて、まだカードが届いてない人がいるんです。大丈夫かな、明日届くかな・・・

 これから、お洗濯物干して、寝ます。寝て、なんとか声の調節しなくちゃ。

ありがとう

2021-12-23 00:04:51 | 音楽
 いつもなら、動画をアップした後は、自己嫌悪に陥っているのですが、私、変わったのかも。それとも、言葉か心の届くようになったのかな?良いコメントがついているのが、すごく嬉しい。今までも、コメントは嬉しかったけど、あんまり心には届いてなかったんだと思う。
 満足するような演奏ができたわけじゃないんだけど、でも、あんまりネガティブになってない。曲が良かったのかな?今回の動画では、それぞれのリコーダーの特徴がわかってきたような気がする。それが勉強になったことが良かったって思う。ちょっと失敗しちゃったところとか、上手くピッチが合ってないとことか、あるんだけど。
 改めて、リコーダーの魅力がわかったような気がするし、人の声の素晴らしさにも気が付いた。
 そういうことがわかったら、きっともっと、それぞれの特徴を生かした曲が書けるはず。
 バスリコーダーの優しい音とか、ソプラノリコーダーの明るいアタックとか。アルトやテナーには強さがある。

 声もね、合唱曲を書く時に、歌い手さんは、こういうことができるはずって言うのがもっとよくわかってきた。私自身も、そう歌えるはずって言うのも。
 合唱の時は、ヴィブラートは封印。絶対使っちゃいけないけど、ソロなら問題はないはず。他のSingerと差をつけるために、ちょっと工夫が必要。特に、私みたいに特徴のない声の場合は、ただ真っ直ぐ歌ってるだけじゃ聴き手の心に残らない。素通りしちゃう。露骨なヴィブラートはいやらしいけど、ヴィブラートにもいろいろあるから。

 腕の良い調律師が調律したピアノは、ヴィブラートが弾ける。でもそのヴィブラートは、オペラ歌手のような大袈裟なヴィブラートじゃない。ほんのちょっと、音色を変えるのに使える裏技みたいな感じ。音大出のピアニストでも、できない演奏家がたくさんいる。私も今弾けるかと言われれば、自信ない。そもそも、グラスゴーに、そんな良いピアノもないし、そこまで腕の良い調律師もいない。グラスゴーの音大のピアノ科は、あんまり良くないから。娘には、音楽家になりたかったら、ロンドンへ行けって言ってある。

 リコーダーを習わなかったら、ここまでヴィブラートについて考えることもなかったんだろうなあ。リコーダーを習うことによって、世界が広がっていく。

 今日は、動画をアップした日なのに、落ち込んでなくて、学びがあって良かったという満足感。今日会った人、話した人、コメントくれた人、みんなにありがとう。

声VS.リコーダー

2021-12-22 15:11:24 | 音楽
 やっぱり、歌の曲は歌った方が良いのかな。
 リコーダーでどこまでできるのかなあと思いながら、装飾音を付けてみたり、ヴィブラートをかけてみたり、音を足してみたり、色々やってみたけど、結局そのまま、シンプルなのが一番良かった。
 言葉が一番大事なんだと思う。改めて、人間の声って、すごいなあと思った。
 もちろん、私の力不足というのもあるけど。
 リコーダーも、木の棒に穴をあけただけのシンプルな楽器なのに、色んな音が出せて、色んなことができて、すごいなあと思います。

 Canite tubaを録音してみました。

 あと4日間頑張れば、休み!

 今書いてるリコーダーの曲が、頭の中でグルグルと。いろいろ悩む部分があるんです。どうしようかなあって。この曲は、時間がかかりそう。

 でも、室内楽アンサンブルの曲の締め切りが、来年の始めなので、そっちも書かなくちゃ(汗)

冗談でしょ~?

2021-12-05 19:22:45 | 音楽
 え?子どもでも弾ける!?エリーゼのために!?

 一体、誰がそんな認識をしてるんですか!?

 確かに、日本の子ども達、弾くんですよね。全然わからないで。でも私は16歳以下の生徒さんには弾かせませんよ。だって、理解できないもの。16歳だって、理解できるかどうか。

 FBの、日本の某クラシック音楽のグループで、「エリーゼのためには子どもでも弾ける」って書いてる人がいたので、ちょっとびっくりしました。確かに、どう弾くかって話になるんでしょうけどね。

 大人になってからじゃないと、弾けない曲だと思うなあ。失恋経験のある大人じゃないと。あの曲、みんな弾きたがるけど、ちゃんと弾こうと思えば、かなり難しい曲だと思う。同じフレーズを繰り返す曲は、わざとらしくなく変化をつけるのが難しい。

 Lang Langが弾いてる動画がYouTubeに上がってる。

 生徒さんよりも、生徒さんの親が子どもに弾かせたがる。でも、この曲、どんな曲か、知ってますか?いつも私は、「もうちょっと成長してから弾こうね。」って言うんだけど。私自身も、成長しきってないから、弾けないかも(笑)。でも失恋経験ならあるよ~(笑)。

ヘンデルの祟り

2021-12-05 12:26:14 | 音楽
 ピアノ曲をピアノを使って作曲しても、手書きにした後、PCでソフトウエアで書き込む段階で、色々変えることもあるから、出来上がってみると、「これ、弾けないじゃん」ってことが時々ある。

 リコーダーの曲をリコーダーを手に持って音出ししながら手書きでしていたのはいいのだけど、その後ソフトウエアに移す段階で、かなり変えたので、気が付くと、「これ、吹けるけど、無茶苦茶難しいんだけど~」って言う箇所がちらほら。
 これってきっと、リコーダーを演奏しない人が書いたんだよね~みたいな曲になってる(笑)

 そろそろ声出ししないと、午後はアドヴェント・キャロル礼拝で歌うから。今日は、ヘンデルだ~。ヘンデルとは、相性が悪い。子どもの頃、学校の音楽室のヘンデルの肖像画を逆さにしたといういたずらをして以来、きっとヘンデルに祟られてる(笑)。ヘンデルのメサイアの伴奏をオルガンで弾いている時に、ストップが元に戻らなくなったり、礼拝中にオルガン曲を弾いてる時にも、楽譜が鍵盤の上に落っこちて、すごい音を立てたり、ずいぶん昔だけど、まだ合唱の指揮をしていた頃は、やはりメサイアで、途中で楽譜が譜面台から落っこちて、そのあとは全部楽譜なしで指揮しなくちゃいけなかったり。
 だから、ヘンデルは極力避けてるんだけど(笑)
 
 発声練習開始。