【出張】日本画の体験レッスンの様子の Part② です。
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「日本文化のご紹介」、と言いましても、
皆さん、さすがに文化への理解が深くいらっしゃいます。
普段から、様々な機会に 文化体験をされてきています。
絵のお稽古も大切ですが、
文化的なお話をしていても、かえってこちらの方がハッとさせられて、
いつも勉強させて頂く思いがします。
今回もそうでした。
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お稽古の後に、お茶を頂きながら雑談をする訳ですが、
今回のテーマは、
「日本の子供達がどのように漢字を覚えていくのか。」
といった内容でした。
日本人同士ですと、何気ない事のように思われて、
あえて話題にしない内容ですが、
「現代の日本人と書道」 というテーマは、
結構 頻繁に会話に出てくるようです。
「膨大な量の漢字を記憶していく訳ですから、 それは簡単な事ではありません。」と答えますと、
「象形文字として覚えるのだから、絵画を覚えるような感覚なのでしょう。」と聞かれます。
「象形文字という事を、あまり意識した事はないのですが。」と答えますと、
「いやいや、象形文字だからこそ(形に意味があるから)、あれだけの量が頭に入るのだ。」と言われます。
そして、
「子供のうちから、そこまで絵画・美術に深く接して育つのだから、
日本人の美意識が発達しない訳がない。
日本人の美意識の高さには、毎度いつでも驚かされている。」 と言われました。
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漢字、というものを、そのように捉えた事はありませんでしたが、
たしかに、少なくとも漢字の書き取りの度ごとに、美しい書に接する事になりますから、
そう言えばその通りなのかもしれません。
なかなか、深い洞察だと感じました。
琳派墨絵クラブ