先日の作品発表会で、
参加型にしたいと思い、
せっかくいつものお教室で作品展を開催しているのだから、と
体験コーナーを作りました。
思いがけないほど 多くの皆さんに楽しんでいただき、
後で皆さんの作品を見るのがとても楽しみでした。
その中で、やはり
「こどものための墨絵体験レッスン」を開きました。
小学3年生、5年生と付添いの伯母様(とても若い方)に
墨絵を体験して頂いた時の写真です。
最初、竹を描いていたのですが
直ぐに上達してしまい、
「これを色紙作品にしていたら・・・」
という意見も出ました。
初めてのモチーフの1回目の方が、
活き活きとしていて 良いという事もありますので、
体験コーナーの持ち味は、やはりそこなのかな、と
思いました。
そこで、急遽「猫ちゃん」を加えて、
「竹と猫」という組み合わせで
はじめての猫も覚えながら、 色紙に向かって頂きました。
しかし、予想に反して
これが面白かったそうでした。
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次に、これはまた別の方ですが、
「朝顔」をおやりになった方もいらっしゃいます。
筆のもち方もなかなか良いし、
上手ですね。
「こうして描くんですか。」
「筆の向きが難しい。濃淡が出せない。」
など、初めてとは思えない、 的確なコメントを残して行かれました。
水墨画の観賞、
水墨画との出会い、
水墨画をされる方との出会い、
今年の「体験コーナー」は、
多角的に新鮮な思い出になった 良いひとときでした。
琳派墨絵クラブ