2月の終わりに、「琳派墨絵クラブ 連歌研究会」を発足し、
早速、連歌会を開いてみました。
コロナウィルスが流行している最中でしたが、
集まった皆さんと、きちんと手を洗い予防に努めました。
私共で開催致しました連歌会の、研究例を、お恥ずかしいですが
少しだけお見せします。
大体2時間くらいで、1巻の連歌を 巻きました。
第1回 連歌会(参加者5名)―歌仙
・おもむろに 硯とり出し 墨を磨る
・波頭(なみがしら)見て 心ときめく
・我が筆で 命の端(はし)を 捉えたし
・揺れか迷いか 筆先の線
・思い出は 山の上から 降りてくる
・器(うつわ)に映る 花びらと山
・筒井筒 誓い忘れし 徒然の日々
・酒 新しく ひとつ注ぐなり
第1回目ですので、「輪廻」などのルールも少し脇に置き、
連歌をする純粋なたのしみだけを とりあえず共有する、
そんなひとときになったかと思います。
お菓子もたくさんいただきました。
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お互いの涙くましい努力や、発想の転換に、
とにかく大笑いしまして、
お陰で 免疫力アップに繋がったように思いました。
琳派墨絵クラブ