琳派墨絵保存倶楽部・部誌 「なてし子」

江戸琳派の祖、酒井抱一家に伝来する本格的な琳派の画法を継承している「琳派墨絵保存倶楽部」の活動日誌ブログです。

秋の日本画教室 新課題「月に鶉」

2018年08月30日 | 教室案内

 

秋の日本画教室では、 新しい課題として

「月に鶉(うずら)」を いたします。

 

いつもの色紙に、 今回は自分で背景のぼかしも付けて、

丸い コロンとした 鶉と、

まるみを帯びた月です。

 

ウズラは、皆さんが鳥を描くのも初めてだと思うので、

古典作品よりも、羽の模様を省略し、

ぎりぎり鶉にみえるところまでに いたしました。

 

クラスでは、古典絵画の中の うずらや「南宋画」について

お話させていただきました。

 

秋の夜長に、

こつこつと 落ち着いて

雑事をわすれさり、

集中していただきたい と思います。

 

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前回の「朝顔」の色紙は、

お友達から「かわいい」と

好評だったらしく

 

朝顔のプリントの お菓子を

いただいてしまいました。

 

こうして、人との会話も 目に触れるものも  

変わってきますね。

 

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伝統の落ち着きと

日本画の華やかさが、

これからも 私と皆さんと ともにあり、

守ってくれますよう、 願うばかりです。

 

琳派墨絵クラブ

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