琳派墨絵保存倶楽部・部誌 「なてし子」

江戸琳派の祖、酒井抱一家に伝来する本格的な琳派の画法を継承している「琳派墨絵保存倶楽部」の活動日誌ブログです。

「ひまわり」の絵手紙 お教室から

2018年08月30日 | 教室案内

 

今年の夏は、 琳派墨絵クラブといたしましては、

 

はがき大の紙に

〝人生初めての日本画〝 

を 体験していただこう、 という

主旨の講座を 開設しました。

 

そのため、夏の花の代表格 「ひまわり」「あじさい」「あさがお」を

ひと夏の間に、 たくさん いたしました。

 

本日は「ひまわり」だけをした お教室の風景です。

 

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あらかじめ、下絵を印刷したものを

お渡しするのですが、

 

和筆や絵の具、墨に触れているのは、

受講生の皆さんにとって、 とても楽しい経験だったそうです。

 

これは、愛する生徒さんからの発案で

開講した講座なのです。

 

 

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日本人にも 外国の方にも、

受講して 楽しんで頂きました。

 

何より、無心になれて、

集中できるのが 良いそうです。

「いろんな事を、忘れられました!」と、

大抵の 大人の受講者さんは、 おっしゃいますね…。

 

どうぞお稽古ごとを大切にして、長い人生を楽しみ、

すばらしくして頂きたいものです。

 

 

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テキストをお渡しし、

2枚目は つまり下絵なしで、 

つまり ご自分のセンスで

描いてもらいました。

 

 

大体、 1時間半~2時間で

2枚の作品が 描けると思います。

 

 (墨で描いた葉の透明感がすばらしい。この様な夏の表現もありますね。)

 

それぞれの方の 個性や持ち味が出て、

同じ下絵・ 同じテキストでも違う作品になるのですから、

面白いものです。

 

 

秋は、何にしましょうね。

「紅葉に鹿」とか、「菊」や「猩々」もいいですね。

「波に・・・」何か、やってみたい気分です。龍、かウサギさんでしょうか?

 

琳派墨絵クラブ


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