最近、何人かが
かきつばたの墨絵のお稽古をしています。
これ、琳派の墨絵では、初級のお手本なんですよね。
尾形光琳の屏風があまりにも有名すぎて、
かきつばたの描法も、超上級のように思われがちですが、
実は、初級です。
しかし、初心者がすぐにできるレベルの初級という話ではなくて、
基本がいっぱい学べますよ、という
大変難しい、
一筆づつが 奥の深い、
深い深い 初級です。
生徒さんは、この日、
お稽古の後に根津美術館へ行かれて、
「杜若図屛風」を拝観し、その後
庭園で本物のかきつばたも
観察して来られたそうです。(今年はまだ蕾が多かったそうです。)
たくさん、絵だけではなく、絵をとおして、
たくさん 味わって欲しいです。
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ところで、鯉のぼりの色紙に俳句の計画は
「やりませんよ~。」と 言われてしまいました。
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こちらは、藤の墨絵のお稽古です。
初夏の花、藤。
本当に、たのしいです。
琳派墨絵クラブ