5月5日のこどもの日に 間に合うように、
生徒さん達が、
「こいのぼり」の水墨画の
お稽古をして下さっています。
墨絵の基本である
側筆の練習になるように、
鯉のぼりと粽、
それから
紅白のさつきを あしらって
お手本を作成してみました。
今ではあまり 見かけませんが、
端午の節句に 紅白のさつきの飾り(薬玉)を拵えて掛けたそうで、
抱一の画帳にも登場するようです。
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こちらの生徒さん、
今は亡き お祖母様による
俳句画集を クラスに持参して下さいました。
皆さんと ひとしきり
わいわいと 感心しながら読んでおりますと
私、
孫たちと鯉のぼりに ちなむ俳句を 発見 してしまいました。
絵をお清書して、
その俳句も あしらったら どうでしょう。
しかも、
それを ご両親にプレゼントしてしまったら どうでしょう。
「えー。やれるんでしょうか~!!」
人生って どうして こう
実力がともなうかどうか 分かりもしない、
未知の領域に
チャレンジする 勇気が
唐突に 試されたり
するものなんでしょう。
風、吹かば吹け。とばかりに
こちらから 提案しておいてなんですが
生徒さんが 次回のお稽古場で
チャレンジされます。
この生徒さんの
健闘を 期待して下さい。
琳派墨絵クラブ