』、好きなんですよねぇ。文庫本で全巻持ってます♪♪その作者、池波正太郎の小説『その男』の舞台化ということで楽しみにしてました。しかも、上川隆也、池田成志、キムラ緑子、六平直政と好きな俳優さんがたくさん出演しているというのでかなり期待高で観に行きました。江戸～昭和にかけて生きた男の話で、江戸時代の青年期を中心としたストーリー。原作は読んでいませんが、とても巧くきれいに纏まっているお芝居だなぁと感心しました。恋愛、友情、親子愛、武士道にコメディ等々盛りだくさんだけどバランスよく配置されています。コメディシーンもコテコテ過ぎないのがちょうどいいです。そして何より殺陣がスゴクかっこいい！＆きれい！最近すごいなと思った『蜉蝣峠』以上でしたよ。
3幕目、明治時代になって侍姿から洋装になり、がらっと雰囲気が変わるのも目新しくて面白かったです。その3幕目で成志さんの付け髭が取れてしまうハプニングがあったのもナマの舞台ならではで楽しかった～。さすが舞台経験豊富な成志さん＆上川さん、笑いながらもうまく処理してました。結果、ホントはどんなセリフのシーンだったのかは、わかりませんでしたが（笑）。
上演時間が長めですが、それが気にならないくらい面白かったですし、空席が多いのがもったいないくらい、老若男女が楽しめる舞台だと思いました。
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