Team申の第2回公演『抜け穴の会議室』を
赤坂RED THEATERへ観に行ってきました。
シティホテルに併設の小劇場という珍しい劇場で、
名前の通り赤のインテリアが印象的です。
佐々木蔵之介に仲村トオルという好きな俳優の二人芝居。
Team申は蔵之介さんのプロデュース形式の演劇ユニットです。
テレビや映画でいつもキラリと光る脇役を演じるお二人、
特に『医龍2』で再びステキな藤吉先生を演じている蔵之介さんがメインとあっては、
テンションがあがりまくり。
その反面、ストーリーもわからないし、二人芝居だし、小劇場だし…
と何となく不安な面も(^^;。
でも最初の数分でそんな不安は払拭。
「輪廻」を題材としたこの舞台、異様に面白かったです。
「先生」役の蔵之介さんと「部長」役のトオルさんが、
前世・前々世といったシーンで色々な役柄を演じ分け、あっという間の2時間弱。
前世・前々世とバラバラに思えた内容がなるほど、
Give&Takeな関係なのねという感じでストンストンとキレイにはまり、
来世に繋がっていく…素人ながら「うわぁ、巧い脚本だ」と思いました。
作・演出は劇団・イキウメの前川知大(劇場でおみかけしましたっ♪)。
トオルさんって『ビーバップ』や『あぶない刑事』からずーっと見ているせいか、
最近は渋い脇役として活躍しているにも関わらず、
何となく「アイドル俳優」という印象が拭えなかったのですが、すごかった。
舞台でも十分見応えある演技してるじゃん。
おみそれしました。反省。。。。
蔵之介さんはステキすぎて、、、何も言うことございません。
蔵之介さんが白衣を着て「やっぱり(これを着ると)落ち着く」という場面は
どうしても頭に『医龍』が(笑)。
出演者が二人だけだから、俳優の力量が赤裸々にわかりますよねぇ。
さすがのお二人に、プロの芝居を観せてもらった~という得した気分になりました。
このお芝居を観ていたら、「一期一会」とか、
以前本で読んだ「その人と出会ったということには必ず何かしらの意味がある。」的な
言葉を思い出し、心に何かがすぅっとしみこんだ感じがしました。
ラスト、すすり泣く観客がちらほら。先日の『カリギュラ』といい、
今回といい、私より涙もろい人・感受性の強い人がたくさんいるのねぇ。
私もかなり涙もろいと自負していますが、
最近枯れ気味か?ちょっと不安になってきた。
笑いすぎて疲れるでもなく、集中しすぎて疲れるでもなく、
ほんっと心地いいお芝居でした。これで5000円なら安いものです。
小劇場だからか二人芝居だからか、売店で売っているグッズもちょっと他と違う。
二人の直筆サイン入りポスター1500円也にはスゴイ心動かされた~。
安いですよねぇ。1分くらい葛藤が…結局、パンフだけで我慢しましたけど(笑)。
舞台とは一切関係ありませんが、背の高いお二人なのに、
画面やスクリーンで見るほど大きくは感じられませんでした。
先日の森光子といい、映像の中の存在感とかオーラとかいうやつが
大きく見せているのでしょうか。(^^
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