美味!な日々

新橋演舞場でいっ。(舞台:ナツひとり-届かなかった手紙-)

夫婦で仲間由紀恵好きなので、舞台『ナツひとり-届かなかった手紙-』をオットと観に行きました。初めて足を踏み入れる新橋演舞場はこれまで行ったどの劇場とも違う独特の雰囲気で、劇場自体が面白かったです。客席で飲食が可能という珍しい劇場で、左右の桟敷席にはテーブルとお茶セット完備(!?)。休憩は30分と15分の2回もあり、食事を取ることが前提となっている感じ。ロビーではグッズやパンフの売店以外に北海道を舞台とする劇の為か、北海道物産展なる売店も出ていました。客層は想像通り7割方年配の方でしたね。

NHKで放映されたドラマ(橋田壽賀子原作)を、マキノノゾミが脚色、舞台化した作品で、一人の女性ナツの波乱万丈の一代記です。幸も不幸もてんこ盛りで笑いありお涙頂戴あり…と最初から最後までやっぱり橋田ドラマ(笑)。

ナツ役の仲間ちゃん、徳治役の宇津井健さん、金太役の生瀬勝久さんの『ごくせん』チーム(笑)はさすがのチームワークでスゴク安心して観ていられるお芝居でした。役の福士誠治もドラマで見るより活き活きしていて良かったなぁ。私の良かったシーンは…最後のナツハルが電話で話すシーン、金太が出征の為実家に帰る直前のシーン、第3幕のナツ金太のシーンかな。

脇役の方々は一人数役こなしていましたが、その内の一人、三上市朗さんは数年前の『Shuffle!』以来に拝見しましたが、ステージ上にいるだけで貫禄というか存在感がありますよねぇ。橋田ファミリー代表の沢田雅美さん、憎憎しいくらい意地悪な叔母役はすんごいはまってました。さすがだわ。2時間ドラマでよくお見かけする菊池隆則さんも二役器用にこなされていました。

カーテンコールは1回きりとあっさりで、客もそれ以上拍手でカテコを求めることはせず、こちらもあっさり。新劇とかってこんな感じなのかなぁ。舞台と客席の距離がかなりあるように感じられ、ちょっと寂しくなりました。 あと、セット転換の音がかなり聞こえるので、少々興ざめする場面も…。音楽をもう少し大きめの音で流せばいいのに。。。

★ 本日の客席★
開演直前、通路を歩くとても小柄なおばあさんが…後姿にもオーラがあるその人は…やっぱり森光子さんでした(ドラマ版でハル役を演じており、今回の舞台版でもハルの声で出演してます)。最初の休憩で周囲の観客に気づかれ、、、、案の定、年配の方々は大騒ぎまではいかないけど小騒ぎでした。オットと苦笑しながらその様子を観察しちゃいました(笑)。
2度目の休憩で、田中哲司さんが客席にいるのを発見。さんより嬉しいかも~。やっぱりドラマ『ジョシデカ!』繋がり?

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