建築探偵桜井京介シリーズのレギュラーキャラである蒼こと薬師寺香澄を主人公とした篠田真由美さんの中編ミステリー集『センチメンタル・ブルー』を読了。
蒼の成長過程でもある本作、このシリーズの愛読者は、まるで親か親戚のような気持ちで読んでしまうこと必至です。この本の中で蒼は親友と呼べる友人と出会います。蒼に同世代の友人ができるなんて、、、、何か感慨深いものがあります。成長とともに徐々に人間らしさを取り戻していく蒼にほっとするやら、胸をぎゅっとしめつけられるやら、一喜一憂しながら読んでしまうんですよね~。
センティメンタル・ブルー 蒼の四つの冒険 (講談社文庫) 篠田 真由美 講談社 このアイテムの詳細を見る |