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友達から此方での住まいを引き上げる事にするという連絡が来ました。
結婚してからはずっと関東住まいでしたが、もともとは北海道の人。
ご主人が退職したのを機に、北海道の自然の中でゆっくり過ごしたいという望みを叶える為に手に入れた、いわば別荘のようなもの。
札幌市内なのに、そこだけ別世界のような素敵なお住まいなんです。
庭にはベンチがおかれ、藤棚のむこうに花火大会の花火が上がるのも観る事が出来、大きな窓からは緑豊かなお庭が広がり、画家でもあるのでアトリエも作り・・・
キッチンは冷蔵庫から全て木目調で揃え、それはもうお洒落で夢のようなお宅でした。
本来はそこで春から秋まで過ごし、冬は本州に戻る。。という予定だったのですが、ご主人が突然亡くなってしまい、最近は夏の初めにいらしてお子さんたち家族との夏休みを過ごし、秋の初めには自宅に戻るという生活。
それがこの度のコロナ禍。
訪れるタイミングを逃しているその間に年も確実に2年重ね、この家を維持していく気力が失われてしまったのだそうです。
「ワクチン二回打ってるし、最後のお茶に来ない?」というお誘いにのって昨日出かけて来たというわけです。
私にとっても久々の友人宅へのお出かけです。
広々としてダイニングキッチンでお洒落な手料理のランチを頂き、マスク姿でのお喋り。
始めはワンワン吠えていたわんこたちもすっかり警戒をといてくれて、一緒に散歩。
歩きながらも「ほら、おばちゃんこっちについてきて」と言わんばかりに何度も振り返ってくれて、可愛いったら
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これからの来札は、ペット可のウイークリーマンションで過ごすそうなので、彼女とは又会えるのですが、この素敵なお宅を訪れる事はもうないと思うと本当に寂しいし、他人の手に渡るのは本当にもったいないなあと思います。
彼女の雰囲気そのもののお家だったんですもの。
私より一歳上の彼女、自宅も一人住まいには大きいので、段差のないこじんまりとしたお家に建て替えようかと計画しているらしいのですが、もう私達もそういう事を具体的に考える年になったのよね・・・
まあ我が家はそもそもこじんまりとしているので
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寂しいなあ、年を取るという事は・・・・・