凛が光になる前。
それが何日前だったか、何週間前だったか記憶が定かではございませんが
とあるアニメが一挙放送されておりまして(地上波ではないです)
わたくしは普段アニメやTVは見ないのですが、そのアニメは何度も再放送されておりまして
わたくしもお話の内容や流れは存じていました。
鬼を滅していくというアニメと申しますと、もうどなたもご存知かと思います。
その"とある里編"の最終話が流れていました。
今思えばそこにも意味があった、と思います。
妹さんが迷うお兄さんを蹴り飛ばすシーン。
その時は妹さんの覚悟と強さと、お兄さんの優しさと迷いと涙に、わたくしも涙しました。
そのシーンはわたくしの中に強く残っていました。
凛が光となった時。
わたくしは
「凛!Mamaを置いていかないで!」と思わず叫んでいました。
ですがわたくしの中には
その感情的になっている自分とは反対に
冷静にどう理解し整理し受け止めるべきかとじっと構えている自分もいました。
なぜ冷静な自分が居たかと申しますと、
凛は時間をかけて、段々と、一つ一つわたくしに理解と覚悟をさせてくれていたから。
「Mama。
Mamaがそうならないように凛は何年もかけてMamaに見せてきたよね?
凛は永遠じゃない。
だからその後のこと。凛がなぜ生まれてきたのか。
凛がなぜMamaのところにきたのか。
凛の生きる意味。
そのすべてを理解してほしい、伝えたい、凛のすべてを受け止めてほしい。
それをMama。Mamaは凛のすべてを受け止めてくれる、理解してくれると思ったから、凛はMamaと生きることを選んだんだよ」
って、ずっと言われ続けてもらえてた気がしていたから。
わたくしは凛のすべてを受け止めたい。
喜び・幸せ・愛はもちろんのこと
悲しみ・苦しみ・痛みもすべて。
凛が与えてくれた感情・出来事・学びを
何一つ取りこぼすことなく、真正面から受け止めたい。
それが凛。
今もMamaが凛にあげられる"幸せ"だよ。
そのシーンを凛が光となる"前"に見ることができたのは、わたくしへのメッセージの1つであったことに
気づきました。
凛が妹さん。
わたくしがお兄さん。
凛はすべてを理解し、覚悟して
覚悟と弱さの間で迷うわたくしを
ドンッと蹴り上げたのだと。
「Mama。大丈夫。
Mamaはもうすべてを理解できるようにになってるから。
凛がこうして色んなことを見せなくても、Mamaはこれからを理解して生きられくらい、凛が強くしてきたから。
生きなさい。」
凛はわたくしに"生きなさい"と、自分の手のひらをグッと握りしめ
わたくしに大丈夫って強く背中を押す、むしろ"生きろ!"と蹴りあげられたくらい力強さを感じています。
凛は強い子です。
誠実で健気です。
そして真正面から一生懸命生きてくれました。
わたくしは凛のMamaであり
凛という命の先生の教え子なのです。
本日も【凛が生きた意味】BLOGを御一読くださりありがとうございます。
凛が紡いでくださった皆様との御縁に感謝申し上げます。
凛Mama