『凛の生きた意味』Blog

凛がその命で教えてくれたことを
月2ほどのペースでゆるりとやわらかく
書いていきたいと思います。

『凛はわたくしの"命の先生"』

2024-02-22 20:00:00 | 日記


凛が光になる前。
それが何日前だったか、何週間前だったか記憶が定かではございませんが
とあるアニメが一挙放送されておりまして(地上波ではないです)

わたくしは普段アニメやTVは見ないのですが、そのアニメは何度も再放送されておりまして
わたくしもお話の内容や流れは存じていました。

鬼を滅していくというアニメと申しますと、もうどなたもご存知かと思います。
その"とある里編"の最終話が流れていました。

今思えばそこにも意味があった、と思います。
妹さんが迷うお兄さんを蹴り飛ばすシーン。
その時は妹さんの覚悟と強さと、お兄さんの優しさと迷いと涙に、わたくしも涙しました。
そのシーンはわたくしの中に強く残っていました。




凛が光となった時。

わたくしは
「凛!Mamaを置いていかないで!」と思わず叫んでいました。

ですがわたくしの中には
その感情的になっている自分とは反対に
冷静にどう理解し整理し受け止めるべきかとじっと構えている自分もいました。

なぜ冷静な自分が居たかと申しますと、
凛は時間をかけて、段々と、一つ一つわたくしに理解と覚悟をさせてくれていたから。

「Mama。
Mamaがそうならないように凛は何年もかけてMamaに見せてきたよね?
凛は永遠じゃない。
だからその後のこと。凛がなぜ生まれてきたのか。
凛がなぜMamaのところにきたのか。
凛の生きる意味。
そのすべてを理解してほしい、伝えたい、凛のすべてを受け止めてほしい。
それをMama。Mamaは凛のすべてを受け止めてくれる、理解してくれると思ったから、凛はMamaと生きることを選んだんだよ」

って、ずっと言われ続けてもらえてた気がしていたから。

わたくしは凛のすべてを受け止めたい。
喜び・幸せ・愛はもちろんのこと
悲しみ・苦しみ・痛みもすべて。

凛が与えてくれた感情・出来事・学びを
何一つ取りこぼすことなく、真正面から受け止めたい。

それが凛。
今もMamaが凛にあげられる"幸せ"だよ。


そのシーンを凛が光となる"前"に見ることができたのは、わたくしへのメッセージの1つであったことに
気づきました。

凛が妹さん。
わたくしがお兄さん。

凛はすべてを理解し、覚悟して
覚悟と弱さの間で迷うわたくしを
ドンッと蹴り上げたのだと。

「Mama。大丈夫。
Mamaはもうすべてを理解できるようにになってるから。
凛がこうして色んなことを見せなくても、Mamaはこれからを理解して生きられくらい、凛が強くしてきたから。
生きなさい。」

凛はわたくしに"生きなさい"と、自分の手のひらをグッと握りしめ
わたくしに大丈夫って強く背中を押す、むしろ"生きろ!"と蹴りあげられたくらい力強さを感じています。

凛は強い子です。
誠実で健気です。
そして真正面から一生懸命生きてくれました。

わたくしは凛のMamaであり
凛という命の先生の教え子なのです。





本日も【凛が生きた意味】BLOGを御一読くださりありがとうございます。

凛が紡いでくださった皆様との御縁に感謝申し上げます。

凛Mama


『凛はわたくしの鏡』

2024-02-12 19:10:00 | 日記



改めまして…

はじめまして。凛のMamaと申します。

凛(シーズー♀、享年15才)が光となって、もうすぐ半年。
そう思うとあっという間に時間が過ぎていました。

大切な小さくて大きな存在と、新たな人生のステージを経験いたしました、イチ飼い主として。
月に2〜3回ペースくらいを目標にゆるりと。
きっとお話が前後したり、時系列も前後したり
何かと至らないところは多々出てくると思いますが
何卒そっとやわらかく御一読くださいますと幸いです。




凛が光になった日。
今でもあの瞬間の映像は鮮明に覚えています。

わたくしは有難いことに、凛は何年もかけて
「Mama。
凛はずっとは一緒にいられない。
Mamaの望みは叶えてあげられない。
凛もずっとMamaといたい。そう思ってるよ。
でも、Mama。この時間は永遠には続かいないよ。」
と命の時間とそのカラダを持って教えてくれました。

愛するペット達と過ごす日々はけして"幸せ""喜び""癒し"だけではなく
"痛み""悲しみ"もあります。
愛していれば愛しているほど
わたくし達飼い主の愛が大きければ大きいほど
その"痛み""悲しみ"は比例し大きくなります。

そしてそれは凛も同じなのだと思います。

わたくしは凛が光になった後、しばらくの間、毎日
あの時もっとこうしていれば…
あの時もっと抱きしめていてあげていれば…
とあの時。あの瞬間。を1つずつ取り出してきて

凛に
「凛、ごめんね。Mama、もっと凛にこうしてあげていたらよかったよね。ごめんね、凛。」
と謝って泣いていました。




ですがある日。
わたくしの中で、
「ねぇ、それって凛は望んでいるの?
あなたが泣いてあなたが謝ることを、凛は望んでいるの?」
とわたくしが問いかけてきました。

そしてわたくしにはっきりと
「凛はあなたを悲しませるために生まれてきたんじゃない。
凛はあなたを悲しませるためにあなたと生きたんじゃない。
その凛との時間を台無しにしちゃ駄目。
それを考える時間・覚悟する時間・理解する時間・向き合う時間を凛はあなたに与えてくれたじゃない。」




そう。
凛はわたくしの鏡なのです。

わたくしが悲しめば悲しむほど、凛はもっと悲しくて
わたくしが謝れば謝るほど、凛はもっと謝って…

「Mama、ごめんね。悲しませてごめんね。
凛のことでMamaに悲しい思い、辛い思いをさせてごめんね。
Mama、凛はMamaを幸せにしてあげられなくてごめんね。」
と、わたくしの"ごめんね"は凛の"ごめんね"で返ってくる。



『凛はわたくしの鏡』




それから、わたくしは凛に"ありがとう"と伝えるようにすることにいたしました。

「凛。Mamaに出逢ってくれて、見つけてくれて、Mamaを凛のMamaにしてくれてありがとう。
いつもMamaの傍にいてくれてありがとう。」

すると凛も
「Mama。いつも凛を愛してくれてありがとう。
Mama大好きだよ。」
と"ありがとう"を返してくれます。


もちろん
フッと"ごめんね"や"あの時もっと"を思い出してしまうときもあります。
でもその時は素直に自分を否定せず、"ごめんね""あの時もっと"と感じたことを伝えます。
ただその後にたくさんの"ありがとう"を伝えるようにしています。

わたしくしが飼い主として、Mamaとして
これからもしていけることの1つは
《凛がMamaの子でよかった、凛幸せと毎日感じていてもらうこと》



姿形が変わり、触れることはできない
かもしれませんが
わたくしはけして凛の存在そのものがなくなってしまったとは思っていなくて…
わたくしの心と凛の存在は繋がっていて
生前よりももっともっともっと深く深いところで繋がっている。
そう思っています。



『凛はわたくしの鏡』

凛、今日もMamaと一緒にいてくれてありがとう。
そして凛が伝えたいこと、凛が教えてくれたこと、こうしてMamaに書いていいよってしてくれてありがとう。

そして、大切なお時間で「凛の生きた意味」ブログを御一読くださった皆様。
ありがとうございます。

凛が紡いでくださった御縁に感謝申し上げます。


凛のMama










はじめまして!凛のMamaです

2024-02-09 20:27:37 | 日記
はじめまして!
凛のMamaと申します。

凛はシー・ズーの♀
15年わたくしとともに生きてくれました。
(2008.2.17〜2023.8.14)


このブログは
・凛がその命で教えてくれたこと
・凛が伝えたかったこと
・わたくしの想い・考え・感じたこと
など
ゆるくやわらかく書いていきたいと思います。