昨晩は久しぶりで月蝕をみました。
こんなにきれいに晴れて月蝕が見られたのは、なん年ぶりでしょうか。
中学生の頃、天体観測に夢中になった時期がありました。
お手伝いでためたお小遣いで天体望遠鏡を購入し(今も倉庫に眠っています)、夜ごと担ぎ出しては星空を眺めていました。
80㍉ F15の屈折式望遠鏡。赤道儀で木製の三脚がついていてその重たいことといったら・・・・・
父親のカメラ(ペンタックスのSPF)を直焦点で望遠鏡に装着し、よく月を写してました。「天文ガイド」があのころの愛読書でしたね。
初めて赤銅色のお月さまを見たのは、中学三年生の時。
2回目は大学生の頃。
ですから今回は30年ぶりくらいになります。
条件がよさそうなので、デジカメで写してみることにしました。
周辺に背景になるようなものが何もないところですので、天頂付近のお月さまだけを写すことに。
しかし、こういうときは三脚の精度と堅牢さがやはりモノを言うのですね。
拙僧の17年前に購入したふにゃふにゃ三脚では、カメラやレンズの自重で微妙に動いてしまって、長時間の露光にはどうも不向きのようです。
しょうが無いので感度をあげて写したのが下の写真。
小さくてもいいからかっちりした天体望遠鏡がほしいな、サンタさんお願い、と三つ星を見上げながら祈った私でした。
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月蝕の4時間前、綱島の先輩に誘われて東扇島に行ってきました。カメラを持って夜遊びです。
東扇島の公園は初めて行きました。
綺麗に晴れ上がっていたのでかえって単調な写真になってしまいましたが、雨が降ったり雲が出ているとドラマティックな写真が撮れるのだそうです。
しかし今のカメラって、すごいんですね・・・恐ろしいほどいろんなものが写ります。まるで魔界の風景みたいだ、とは先輩の弁。
下は川崎の南部斎場の近く。夜光のあたり。
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月蝕の16時間以上前、あまりの寒さに霜が降りていました。
12月9日は初霜、初氷でしたが、2日続けての寒い朝でした。被災地はもっと寒いだろうな。
今日はここまで。合掌の郷・写真部、でした。
カメラはペンタックスK5で、まだ月賦が残っているので変えられません。ボディの大きさがちょうど良いのと、持っているレンズがペンタマウントですので、システムごと変えるとなると・・・
三脚だけはちょっとイイのがほしいのですが、これも高いですからねェ(~_~)