23日秋分の日に、秋彼岸会を開催いたしました。
当日は気温30度を超して秋彼岸とは思えないような暑さとなり、帽子や扇子が手放せない一日になりましたが、
自家用車、送迎バスともにお墓詣りの方の数はかなり多く、霊園は夕方まで香煙が途切れることがありませんでした。
今年の秋彼岸期間の前半は、台風の影響があった18日以外は天気も良く、またシルバーウイークということもあって、コロナ禍の人出としては昨年以上に多かったように思います。
今回の秋彼岸会は、コロナウイルスのワクチン接種がすすみ、また新規感染者数が減少傾向にあることから、
参詣席数を減らし換気を充分にするなど感染対策をしっかりしたうえで本堂内での参拝を実施いたしました。
ただ、午前11時からのさんぜ法要、午後2時半からの合同法要ともにコロナ以前の出席者数には程遠く、
参拝者を入れずに山内だけで行事を行ってきたツケが回ってきたように感じています。
混雑を避けるために塔婆の事前配布を行っていますので、それも影響しているのかもしれませんが、
出席者の数が元に戻るにはまだまだ時間がかかるかもしれません。
檀信徒や霊園関係者のご先祖さまへのご供養はもちろん、
山内のみで法要を行ってきた時期に熱心にお参りしてくださり、支えてくださった方々の想いにも応えられるよう、
今後もしっかり行事を続けていく所存ですので、よろしくお願いいたします。
さて、さんぜの法要では、本堂での法要後に地蔵堂で建塔婆のご供養を行っています。
さんぜの墓所には塔婆を建てる場所がありませんので、地蔵堂に塔婆を奉納致します。
上の写真のように、本堂でのご供養が終わった後、地蔵堂へ出向いて読経します。
参列の方にはあらためてご焼香をいただき、皆さまには塔婆を奉納していただいています。
午後2時半からは法話と合同供養法要を行いました。
法話は泉区東泉寺副住職の関水博道宗師。
今回は「コロナ社会と仏弟子の心構え~仏戒を指標として~」と題してお話をいただきました。
感染対策を充分行っているとはいえ、長時間の法話が感染の不安を招いてはいけないとのことで、30分余の短い時間でのお話となりました。
せっかくいいお話をいただいておりますのに、講話する方も聞法するほうも、
話し足りない、聞き足りないということになってしまい、申し訳ないことをしてしまいました。
次回の法話の際には、やはり充分な時間を取って開催したいものです。
YouTubeでの秋彼岸会の合同供養法要の様子はこちらからどうぞ
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以前、お寺にはたくさんのワンコがいました。
アカ、シロ、チビ、マック、ピース、江戸川ブス、江戸川チビ。
ノラ犬さんがお寺に居ついて飼い始めた子や、お布施替わり?でお家に来た子もいます。
今いるのは柴犬のサンゴです。14歳。耳が遠くなりましたが、すこぶる元気です。
住職が上手く法話が出来なくてがっくりして庫裡に帰っても、満面の笑顔といたずらな視線で迎えてくれます。
それと、ワタシは触れませんしお世話もできませんが、インコが2羽います。
白いのがすーちゃん、青いのがへーすけ。
たまに触ろうとすると、すっげー怒って噛みついてきます(*_*; 怖いです。
サンゴとすーちゃん、へーすけの写真は娘のF佳が撮りました。
明日は年2回のペット合同供養法要の日ですが、故江川禅師様のお通夜がご本山で挙行されますので住職は不在になります。
倫勝寺にお勤めの伊藤君が代香をさせていただきますので、ご了承ください。
今朝(9月24日)の空は秋が深まってきている、そんな雰囲気の空でした。
日差しもだいぶ優しくなってきました。
今日はここまで。