3月10日に始まりました安房観音霊場・丑歳本開帳も、本日を以って無事に円成いたしました。
おかげさまで期間中も好天に恵まれ、多くの方々に観音寺の観音様とご縁を結んでいただくことが出来ました。
保田・観音寺にお参りいただきました皆様方に、心よりお礼申し上げます。
今日は午前11時から観音寺本堂で、ご開帳閉扉の法要を行いました。
法要の内容はおよそ次のとおり。
一、 拈香法語(ねんこうほうご)・・お香を焚いて、このひと月、観音様にご加護をいただいたことへの感謝の言葉を申し述べます。
一、 普同三拝(ふどうさんぱい)・・参詣の皆さんと、三度にわたって観音様に礼拝します。
一、 読 経(どきょう) 般若心経 観音経 修証義(しゅしょうぎ)
修証義中にお焼香をいただきます。
一、 回 向(えこう)・・「観音様のご加護とお経の功徳、そしてお焼香の功徳が、あまねく皆さんに行き渡るように」と願うお言葉を添えます。
一、 普同三拝・・ふたたび三回礼拝します。
一、 お 話・・関係の方々のひと月の労をねぎらい、これからも観音様の功徳を頂戴できる様、皆様と精進を誓いました。
皆さんほっとされた様子。巡拝の方々のお接待をしたり、朱印を押したり、清掃やお茶だしなど、ひと月のお勤めは、なかなか永いものです。
老人会など関係の地区団体の方々、そして特に役員世話人の方々、本当にお疲れ様でした。
また、観音寺所有の旧幼稚園の跡地も、利用者が決まりそうだということで、こちらもほっとひと安心の出来事です。
正式な発表はまだ出来ないので詳細は申し上げられませんが、ひょんなことから、とんとん拍子で利用希望者の方と話がすすんだとのこと。
ご開帳の最中に話がすすむなんて、まさに観音様のご加護です。これも役員、関係の方々が精進を重ねられた結果といえるでしょう。
地域の活性化のためにも、観音寺の経済基盤の確立のためにも、非常にありがたいおはなしです。
観音様のご加護をこれからも頂戴できるよう、よりいっそうの精進を心がけなければいけませんね。
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今日はとても天気がよく、観音寺の法要の後、近くの佐久間ダムまで足を伸ばして花見をしてきました。
佐久間ダム周辺は、正月ころは水仙が咲きそろう鋸南町の名所のひとつでもありますが、この時期は桜が満開となり、とても見ごたえのある景色となります。
また、写真にはありませんが、この近辺は桜だけでなく菜の花の畑も多く、ゆっくり車を走らせると(舗装はされていますが山道なので、歩くのはちょっと無理です)とても景色の良い場所です。
ウイークデイにもかかわらず、今日も多くの方々でダム周辺はにぎわっていました。
佐久間ダムから山道を越えていくと、そこは大山千枚田になります。
水を引き始めて、これから代掻きというところでしょうか。
満月になると、一枚一枚の田すべてに月が写るということを聞いたことがあります。
一度見てみたいものです。
今日はここまで。
私もパソコン上で桜を楽しませて頂きました。
12年に一度の勝縁、心を一つにしての行事、ありがたいことですね。