さんぜ通信

合掌の郷・倫勝寺のブログです。行事の案内やお寺の折々の風光をつづっていきます。 

京都旅行の下見に行ってきました

2010-09-21 07:58:59 | 随流去



以前もお伝えいたしましたが、この11月中旬、
倫勝寺主催で道元禅師の京都での祖蹟を巡る旅行を企画しております。
募集人数が少ないこともあるのですが、おかげさまでキャンセル待ちが出るほどの人気になりました。

さてこのたび、その京都旅行の下見に行ってきました。
他の用事と合わせての下見ですので駆け足の下見でしたが、写真を撮ってきましたので少し紹介したいと思います。

下左は石堀小路やその近辺の様子。京都ではこの石掘小路にある「田舎亭」さんに連泊します。
高台寺のすぐそば。
初日の夜は、高台寺の夜間ライトアップを見に行く予定です。



次は八坂神社。



宿の周囲の雰囲気や石掘小路近辺の様子を見たあと、今度は比叡山へ。
道元禅師の出家得度の霊蹟へと車を走らせます。

琵琶湖を眼下に比叡山中の道を走り、奥比叡へ。
車を降りて横川中堂、そして元三大師大師堂へと雨の中を歩きます。下は横川中堂。




京都市中は朝早い時間にもかかわらず、ちょっと歩くと汗ばむほどの暑さだったのですが、比叡山では土砂降りの雨に見舞われました。



道元禅師の得度した旧跡は元三大師堂からさらに階段を下がった所にあります。
ざんざん降りの雨の中、読経をして祇園に戻ってきました。



下の写真は、左から元三大師堂近くの神社、元三大師堂、大師堂境内、横川中堂、祇園、それぞれの様子。




祇園で軽くお昼ごはんの後、今度は床紅葉で有名な岩倉実相院へ(下は実相院さんのお庭の写真)。





そしてさらに、悟りの窓、迷いの窓で知られる曹洞宗・源光庵さんへとお参りしました(下は源光庵さん)。

素敵なお寺です。時間かけて静かに拝観したいお寺ですね。




悟りの窓も、11月にはきれいに紅葉に染まっていると思います。



初日はここまでで、夕方からは別の用事で市内のお寺さんへ。

さて、翌日は宇治の安養院さんと興聖寺さまへ。
バスの駐車場所や、拝観の道のり、休憩の場所など懸案になっているところを確認して回ります。
やはり年齢が高い方が参加されますので、無理のないコースを手配しないといけません。
実際に現場を見て、コースの手直しをしなければならないところも若干出てきました。

下は宇治に行く前、早朝散歩に訪れた二条城。






興聖寺さんのたたずまいは、やはり美しいです。
宇治川沿いの道を行き、琴坂から上がって緑のトンネルの中をくぐっていくと、一風変わった中国風の山門が現れます。






案内してくれた方が興聖寺で修行していた方でしたので、庫裏の中にも通していただきました。

今は雲水さんが少なくなって、大変だということですが、
曹洞宗最初の道場としての面目は、写真下左の庫裏の太い梁や、打ち鳴らされてすっかり磨り減ってしまった魚鼓(ほう)にその面影を見ることが出来ます。



キューピーさんの托鉢小僧はなんと、昭和44年からここで托鉢を続けているそうな・・・・・・・

さて、宇治から京都市内に戻って、旅行初日の御昼ごはんを予定している「omoya」さんへ。



お箸で食べられるモダンフレンチ、ということですが、味良し、そして結構、量があります。高齢の方には食べきれないかも。
お値段も非常にリーズナブル。

写真では畳の座敷ですが、奥には掘りごたつスタイルの部屋もあったようですので、
足がつらいという方にも大丈夫かも。

しかし、いい雰囲気ですね・・・・町家で食べるお箸のフレンチ・・・京都はレベル高いなあ。








下は六角堂。omoyaさんのすぐ近くです。
詳しくはこちらから。

聖徳太子が創建されたと伝えられる寺で、生け花発祥の地でもあります。
今回の団参では参拝の予定はありませんが、時間が取れたら行ってみたい場所でもありますね。








肝心な道元禅師の祖蹟の写真があまりないではないか、とお叱りを受けそうですが、
関係の写真はまた別の機会に紹介する予定です。

今日はここまで。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私も参加したいほどです (風月)
2010-10-20 19:49:11
道元禅師ゆかりの旧蹟には、私も参拝したいほどです。目下、道元禅師の伝記について夢中で学んでいます。来週、島根のほうの寺族研修会でお話させていただきますので。

11月の参拝旅行、お天気に恵まれますように。
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ありがとうございます (rinshou)
2010-10-21 18:32:25
ご一緒できれば、風月さんの博学でもってまた一段と旅の味わいも深くなるのですが・・・

高祖さまの伝記のお勉強、頑張ってください。
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