さんぜ通信

合掌の郷・倫勝寺のブログです。行事の案内やお寺の折々の風光をつづっていきます。 

春彼岸お中日

2008-03-22 09:29:47 | 倫勝寺の行事報告

春彼岸のお中日、あいにくの雨にもかかわらず多くの方がお参りに見えられました。

今日明日は天気もよさそうですので、お参りをお待ちしております。お地蔵様や観音様にも、ぜひお参りしてください。

ペットメモリアルのかんのんさま 

合掌の郷・ペットメモリアルガーデンの春季合同法要は明日・23日の午後3時からです。
住職が導師を勤めさせて頂きます。

さて、今回はお中日の法要の様子を紹介いたします。

合掌の郷・永代供養墓「さんぜ」春季合同法要

11時からのさんぜのご供養では、納骨供養の施主の方々、倫勝寺役員様のご焼香をいただきました。



数日前までのぽかぽか陽気はどこへやら。コートなしではいられない寒さでしたが、仏さまをおもう気持ちは、みんな暖かです。


1時半 法話  滋賀県白毫寺御住職 日比優道老師



倫勝寺で法話するのは3回めということもあり、リラックスした様子でのお話でした。
とくに心に残りましたお話をすこし採録させて頂きます。

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この1月、数え108歳で亡くなられた故宮崎禅師さまは、生前よくこんなことを申されました。

「朝起きたら、仏壇の前にまっすぐに坐って、まっすぐに線香を立てて、まっすぐに合掌なさい。
ご本尊様と線香と自分とが一直線になって、仏様と自分とがひとつになるように心を静めて、
ご先祖様に感謝して今日一日を始めるのだよ。それが仏教、仏様の教えだよ。」

また、こんなこともありました。
大きな行事が終って当時106歳の禅師様にお礼を述べに行きました。
これからもお元気でお過ごしください、と申しましたら、
少し間をおいて「あちらさま次第だから」とおっしゃられました。

禅師様は「あちらさま」、すなわち仏さまにすべてお任せしているという意味で申されたのだと思います。
「その日」が来るまで、仏様から頂戴した「いのち」、しっかりと使わせて頂く。
そして「その日」が来たらじたばたせずにむこうへいく・・106歳と言う年齢で申された、
その言葉の意味を有り難く頂戴し、修行させて頂いている次第です。

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宮崎禅師様には住職もご縁があり、ご本山や東京別院、地方でも幾度と無くお膳を整えさせて頂きました。
とくに昨年の函館・高龍寺さまでの大法要では、ご高齢の禅師様にご不快があってはならないということからいろいろと心配し、工夫をさせて頂いたことでした。
25年前の永平寺修行時代、新参だった住職は、まちがって禅師様に内線電話をかけたことがありました。
「どこに電話をしとるんじゃ!」と一喝されました。今思い出しても冷汗が出ます(~_~;)

3時から 合同供養と先住様の13回忌

合同供養には、雨にもかかわらず、200人以上の方にお参りを頂きました。

  導師の入堂

 読経の様子

  参詣の皆様

先住忌にもたくさんの方にお参り頂き、心より御礼申し上げます。

  先住忌の様子

焼香師をお勤めいただいた花応院方丈さまには、積年の思いを香語に託していただき、感謝申し上げます。

 住職と義宗

愚息・義宗といっしょに合掌しておりますと、この姿見せてやりたかったなあと言う気持ちでいっぱいになりました。

今日のおまけ

あんずの花。 まもなく満開です。



れんぎょうの花。しばらく楽しめます。

木蓮と椿。 椿は芍薬と並んで、お花界の2大うなじ美人だと思います。

あんずをもう一枚。

桜も蕾が色づき始めました。

冒頭の写真はひゅうがみずき。妖精が舞っているような雰囲気ですね。

今日はここまで。

 



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