園内の桜が咲き始めました。
今年は昨年より少し遅れているようです。
週末の雨もそう酷くはならないようですから、かえって慈雨となって開花を手助けしてくれることになりそうです。
月末には見頃になっているかもしれません。
自分ちの桜、といういい方はヘンかもしれませんが、やはり可愛いものです。
枝先の蕾のつき方や勢いなど、特にこの時期は樹の一本一本の様子が気になりますし、お参りの皆さんに愛でていただけると桜も喜んでいるように感じます。
園内の15区に行くと、緑萼系の小ぶりの桜が咲いています。
こちらは週末の雨で散ってしまいそうです。
園内でいちばん最初に咲く桜の木です。
その15区の戸塚カントリー側の斜面ですが、じつは椿が植えてあるのです。
植栽の中に入っていかなければならないのでちょっと判りづらいのですが、大振りのりっぱな椿が今を盛りに咲いてます。
地面に落ちた花を拾い上げてみると、思いのほか重量感があります。
落花してなお美しいと思うのですが、昔の人は花びらを散らすことなく塊で落ちるその様子をあまり好まなかったようですね。
霊園入り口の道路沿いと鳳倫閣前のお手洗いの所に、辛夷の木があります。
お手洗いの所の木は数年前に病気になって枝を整理したことから、花数があまり多くはありません。
ですが、木が若いということもあって花のひとつひとつは生気がみなぎっています。
命の強さを感じますね。
草友会の石Zさんが丹精してくださってる花々も、園内あちこちに可憐な花を咲かせています。
名残の水仙が樹々の根本に揺れています。
今日はここまで。