今日は雨に雪の混じる冬に逆戻りの寒い一日となりました。
昨日のお彼岸お中日は大変良いお天気で、そろそろ桜も咲くかと思われるような気持ちの良い一日でしたので、墓参の方々も多くお見えになられました。
人的集中を避けるコロナ対策のために彼岸入りから塔婆配布をはじめてからは、参詣される人数も分散されるようになりました。
でも、お中日は特別のようです。
玉こんにゃくのお店をだしたらけっこう売れるのではないかしら、と思うほどの人出となりました。
ふふふ。
明日23日の水曜日も事務所は営業しておりますので、お塔婆受け取りの際はお声がけください。
さて、今回の彼岸会も事前の告知どおり、午前中に永代供養墓さんぜ合同法要、午後に春彼岸先祖供養法要を行いました。
午後の合同法要に先立ち、藤沢市西俣野の花應院、山本龍彦師から「自灯明 法灯明」というタイトルで法話をいただきました。
龍彦師は拙僧と駒澤大で同級生、永平寺で同安居の花應院住職、雅彦方丈のお弟子さんです。
拙僧が倫勝寺で晋山式(住職親任式)をした平成10年、まだ7歳くらいだった彼に式の中で重要な役を務めてもらいました。
あれから24年。こんなに立派な僧侶になって・・・
ちゃんと組織に入ってお勉強したこともあるのでしょうが、話しぶりが若々しく、そして解り易い。
ヘンに落ち着いていなくて、いま伝えたいことをいまの自分の言葉で話しているので素直に耳に入ってきます。
20分余りの法話でしたが、なかなかのものです。
法話の詳細はYouTubeからご視聴ください。(法話は動画開始15分ころから始まります)
今後の活躍に期待大、です。
今回の春彼岸法要では、先代住職27回忌法要も併せて行わせていただきました。
平成8年4月15日に大本山總持寺で糖尿病の合併症、心筋梗塞で亡くなった先代馬場道男大和尚。
享年58歳でした。若いですね・・今のワタシより4歳も若い。
あれからもう26年。
家族、役員、檀信徒、近隣の御住職、有縁の方々。
本当にたくさんの方々と支え、支えられつつ共に歩んだ26年。
あっという間でしたね。
これからもお守りいただけますように、と想いを込めての法要になりました。
本来であれば、別途日をあらためて行うべきところでありますが、
まん防最終日とは言えまだまだ油断できない状況が続いてることから、彼岸会と併せての開催となりました。
先代住職の供養が終わって、引き続き霊園の皆さまの大事な方々の合同法要。
コロナが落ち着く(であろう)夏の法要には、随喜いただくご僧侶の方も以前と同じようになると思います。
参列人数の制限などいろいろとご不便をおかけしておりますが、いま少しご辛抱ください。
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撮影したのは1週間ばかり前なのでもう散ってしまいましたが、近所を流れる川上川ほとりの白モクレンが咲いていました。
木が若いので勢いがありますね。
白くかすんで見えるような枝の広がりが、とてもきれいです。
園内の梅も、もうおしまい。これも1週間前に写したもの。
霊園周辺の畑にも、春を感じます。
ウクライナやミャンマー、アフガニスタンに暖かな春がおとずれますように。
今日はここまで。