先週末から数日間、祖母の百ヵ日忌で山形に行ってきました。
前回の山形行きでは雨が降って結構寒かったのですが、今回は少し動くと汗ばむような陽気。
過ごしやすい、いい天気に恵まれました。
早いものでもう百ヵ日です。
享年百歳だから年齢的にはもう充分、と思いつつも、あんなことしなきゃよかった、こんなこと言わなきゃよかった、と
日が経つにつれてあれこれ思い出し、生きているうちに謝っておけばよかったと後悔が胸をよぎります。
父親の時とはまた違ったいろんな思いがこみ上げてくるものですね。
さて、4日程留守にしていた間に芙蓉の花は盛りを過ぎ、そろそろ終わりの時期を迎えました。
花数も少なくなって、あちこちにくしゃくしゃになった小さなたまねぎのような花弁が落ちています。
早朝、開く前の芙蓉をカメラに収めようと、園内を散策してきました。
咲く前の芙蓉はキュッとしまって、ちょっと凛々しい感じ。開ききった後のホワホワ感はありません。
午後、日が高くなったころに行ってみると、蝶や蜂が来ていてちょっと賑やかです。
じっと見ていると、花も虫もただ目の前の命に一生懸命になっている様子がわかります。
自然はそのままで尊いものだと、つくづく思います。
それにひきかえ・・
法要を勤めていても、坐禅していても食事していても歩いていても、いつも自分にとらわれて、解放できていないことに情けなさが募ります。
牛歩でありますが、一歩一歩、あゆみを止めないように心がけていかねばなりませんね。
小菊のつぼみが膨らんだり、彼岸花が「落ち武者」のようになったり、10月半ばを過ぎて秋の気配が深まってきました。
今日はここまで。