典座仲間との研修会で、勝沼に行って来ました。
ワイナリー巡り・・ワインツーリズム、ともいうのかな。
石和のホテルに10時45分集合、ということで幹事である私は横浜を6時に出発。
山梨の親戚寺院に行くときのように、東富士五湖の道路を使っていこうと思ったら、車のナビは海老名から圏央道で行きなさい、との表示。
で、その通りに走ったら、なななんと、談合坂サービスエリアに7時半到着。早い・・・早すぎる。あと30分ほどで勝沼インターに着いてしまいます・・・
おお、そうだ!こんな時こそ「下見のよっちゃん」の出番。
ということで、皆さんと合流前に、予定されている個所を数か所廻ることにしました。
「麻屋ワイン」さん、「中央葡萄酒」さん、ワインの丘、ワイングラス工房など、勝沼インターからほど近いところを場所の確認を兼ねて下見します。
通りのあちこちにちいさなワイナリーやブドウ園があります。いやあ、ピークは過ぎたとはいえ、さすが甲州、ブドウの大産地です。
あたりまえだけどブドウがたくさん。
朝の柔らかい光をうけて、一粒一粒のぶどうがきらきらしています。すごい美人さんぞろい。
したの写真は麻屋さんのブドウ畑のブドウたちと、通りの向かいにある中央葡萄酒(グレイス)さんのたたずまい。
場所の確認を終え、ホテルで手続きのあと、合流した典座仲間とまずは「シャトー勝沼」さんに工場見学へ。
典座の先輩が、常務さんと知り合いということでのセレクト。
大きい会社です。団体さんのバスも結構入っています。
鳥居平というワイン用ブドウの名産地を背中にして、工場やショップがあります。
今の時期はちょうど仕込みで一番忙しい季節。瓶詰めや滓引きの最中の様子、地下の貯蔵施設を見学させていただきました。
試飲用のワインも充分いただいて、ちょっと気分がよくなったところで昼食。併設のレストランでお昼のコースをいただきました。
7人で6本のワインをいただき、かなり気分がよくなったところで、こんどは下見にも行った麻屋ワインさんへ。
麻屋ワインさんは従業員10人ほどの小ぶりな会社。
先ほどのシャトー勝沼さん同様、製造の過程をみせていただきました。
自社栽培や契約農家から摘み取って来たブドウを、枝と実にわけて粉砕する機械を運転する仕事の様子もみせていただきました。
実際に投入するという、貴重な経験も。こんなに見せてもらっていいのかな・・・・
とおもったら、発酵最中のタンクのカバーを開けて、発酵の様子をみせてくださるという大サービス。
非常に珍しい経験をさせてもらいました。いやあ、イイ研修会だわ。麻屋さん、イイワイナリーだねえ\(◎o◎)/!チカラ入ってるなあ!
樽に詰めて、その後、瓶に移し換えてという工程を経て、ワインは地下のセラーに眠っています。
薄暗い階段を下りていくと、富士山のお出迎え。
地下にはたくさんのワインが眠っていました。
古酒と呼ばれる飴色になったワインも。
いろんなお話を聞いてから飲むワインはまた格別。作り手の思いがこもったワイン。たっぷりいただきました。
通りの向かいの中央葡萄酒さんでも試飲させていただき、みんな目がトロンとなったところで、宿泊先のホテルへ。
山梨は良いところだねェ、イイワインだねえ・・・ひとビンひとビンの個性を愛でながら、勝沼の夜は果てしなくワインレッドに染まっていくのでした。
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前日に富士山は初冠雪。
下の小さい写真は、14日にもちのき霊園から写した富士山。
一日でこんな感じに変身。これは17日に山中湖で写したもの。
静岡から見ても、山梨から見ても、富士山は美しい・・・・・・・。
あまりの美しさに、北海道の友人がため息をついていました。
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初冠雪の便りの前に写したのが、下の桜の花。
もちの木霊園の四季桜です。紅葉しはじめた葉をバックに、きれいに咲いています。
さなぎ態勢になっていたアゲハの幼虫は、
一晩で下の写真のさなぎになってしまい、翌日は落ちてしまったのか、行方不明になってしまいました・・残念。
何かの加減でダメになったのかも。
そんな話をしていたら、うちの奥さんが「あれより先にさなぎになったのが玄関先にいるわよ」ということで探してみたら・・いました。
なんとも元気な緑色。冬が越せるかな?楽しみですね。
今日はここまで。