毎年この時期になるとこんな写し方をしているのですが、まったく同じ花や葉の形というのはありませんので、飽きることがありません。
自然は偉大です。同じものがふたつと無いなんて。みんな違ってそれでいい、のです。
ちなみに、ソフトフィルターを使っているわけではありません。
コシナ製ツアイス・プラナー50ミリ1.4を絞り開放にして写すと、こんな具合になります。
ペンタックスの31ミリF1.8を絞り開放にしても、こんなふうにはいきません。
いろんな花で試していますが、チューチップの花の高さがちょうどいいようです。
上にある蕊や花弁にピントを合わせると、下の方の葉がとろけるようなボケになって、印象派の絵のようです。
もっとF値が小さいレンズで写したら、どんなふうに写るんでしょうね。
おばあちゃんが「裏山のタケノコが顔を出してるよ」と教えてくれました。
先日保田に行ったときも、お檀家さんが「早く採りに来ないと、またイノシシにやられちゃうよ」と言っていましたが、檀務が続くとなかなか千葉までは出かけられません。
タケノコ好きの我が家。シーズンになると、毎日のようにタケノコが食卓に上ります。
で、おしごとが終わってすぐ、こっそり裏山へ・・・・
10分ほどで、こんなに採れました(^-^)
掘りたてのタケノコ、さっそくおばあちゃんが皮をむいて焼いてくれました。
お醤油をたらして香ばしく焼き上げたタケノコ・・・・
ふふふふふ、甘い。
1年ぶりのコリンとした触感。掘りたてだから、アクも何にもありません、もう一度言いましょう、あまい。
煮物にてんぷら、御飯に味噌汁。木の芽和合に射込み寿司。
和風はもちろん、中華もばっちり。
さらには、塩こしょうしてオリーブオイルでソテーしたところへ、赤ワインとバルサミコ、醬油を合わせたものをかけて煮からめ、山椒の葉をあしらえばイタ~リアンな一品に。
でもやっぱり、山ほどカレーに入れて食べるのが一番美味しいかも。
千葉県では、たけのこから基準値以上の放射能が検出されて、出荷停止になっています。
保田の長老がた(昌龍寺の檀家さんがたは、みなさんとても元気です。80歳90歳、ざらです)曰く、
「子供はさておき、おれらみたいな年寄りは、旬のモノや初物喰ってさ、美味しいってすごしてた方が、ず~っと長生きできらあよ!」
その方がゼッタイ精神状態もいいだろうな、と拙僧も思います。
あれもダメこれもダメ、じゃあ、季節の移りかわりを肌で感じながら長年生活してきた方々の楽しみを奪うだけです。
足柄のお茶も放射能でさわいでましたから、戸塚のウチの方だって放射能は飛んできてるでしょう。ウチのタケノコだって、千葉と大差ないかも。
ところでタケノコの放射能値、どうやって計ったのでしょうか?
土つきのまま?よく洗って皮の上から?それとも皮をむいて実の部分をクラッシュした後に計ったのかな?
知っている方がいたら、教えてください。
ふた月ほど前に買っておいた放射能簡易計測器、エステーの「エアカウンターS」。
何となく計るのが億劫で箱に入れたままにしておきましたが、そろそろ出番かもしれませんね。
緑萼系の桜はちょうど満開ですが、大島や染井などの桜は、蕊の赤さが目立つようになってきました。
今日はここまで。