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保険に入りまくる人が多分わかってないカラクリ

2022-01-25 13:30:00 | 日記
下記の記事は東洋経済様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

近年、会社員の副業として人気を集めている不動産投資。「ギガ大家」こと末岡よしのりさんは、なんと個人で1000戸以上を所有する、不動産投資のカリスマとして知られる一人です。『金持ち列車、貧乏列車 成功者だけが持つ「切符」を手に入れる方法』は、そんな末岡さんが大切にしている、最速でお金持ちになるノウハウ・心がまえをまとめた一冊。ここではとくに重要なポイントを抜粋してご紹介します。

お金持ちはみんな金を保有している
インドや中国の人は金(ゴールド)が大好きです。結婚式などでも金の指輪やネックレスを贈りあうなど、金のアクセサリーには目がありません。
この背景には、数えきれないほど他民族の侵略を受けてきた大陸の歴史があります。

「幻冬舎plus」(運営:株式会社 幻冬舎)の提供記事です
家具や美術品と違って、金の装飾品は逃げるときにも邪魔になりません。
いつ国外に追い出されるかわからない生活を長年続けてきたユダヤ商人も、再起できるだけの金貨を服の裏地に縫い付けていたそうです。
金を一定量持つことはお金持ちの間では常識となっています。それは、金がどんな不測の事態でも財産を確保する「保険」としての役割をはたしてくれるからです。
実は、私たちが使っている紙幣や硬貨の価値はとても不確かなもので、過去に何度も紙クズ同然になってきました。日本では1946年に行われた「新円切り替え」の政策により、それまでのお金は、ほぼ無価値になっています。
また、2018年に南米ベネズエラで起きたハイパーインフレは、一説にはインフレ率が250万%に達したと言われています。これは、今まで100円だったパンが250万円になったということです。長年、コツコツと貯金していたような人にとっては悪夢のような出来事が現実に起きたのです。
このような事態に備えて、お金持ちは財産の一部を金に換えています。金は人類の歴史が始まってから5000年間、一度も価値がなくなったことがないからです。
有史以来、人類が採掘した世界中の金をすべて集めても、50mプール3杯ぶんにしかならないそうです。まさに、金は「輝き」ではなく、「稀少性」に価値があるのです。
ただ、金にも弱点があります。まず、普段の買いものには使えないので、必要な場合は現金に両替する必要があります。また、金を買っても不動産のように売買で利益を上げるのは難しく、家賃のような定期収入もありませんから、資産が増えることもありません。つまり、資産を増やしたい人にとっては、手を出しづらいのです。
タクシー会社が自動車保険に入らない理由
トラックやタクシーなどを扱う運輸会社の多くが、実は保険に入っていないことを知っていますか?
ここでいう「保険」とは、テレビで盛んにCMをしている「任意加入の自動車保険」です。たとえば、トラックを1600台保有している運送会社の場合、もし保険に加入するなら必要な保険料は年間約6億8100万円と試算されました。
一方、この会社で実際に対人・対物の事故賠償で使われた金額は、年間約1億6200万円だったのです。つまり、保険料を支払わず単純に積み立てておき、事故の際にはそこからお金を払うようにすると、なんと年間5億円以上も節約できるのです(柳原三佳『自動車保険の落とし穴』朝日新書)。
ですから、多くの運輸会社は自動車保険に入りません。わざわざ高い保険に加入しなくても、お金を積み立てていれば事故が起きてもはるかに安くつくからです。
同じように、あなたが住宅ローンを組んで家を買ったとすると、生命保険に入る必要はありません。住宅ローンを組む際は自動的に、「亡くなった時点で住宅ローンが完済される」という特殊な生命保険に加入させられます。

『金持ち列車、貧乏列車 成功者だけが持つ「切符」を手に入れる方法』(幻冬舎)。書影をクリックするとアマゾンのKindle版購入サイトにジャンプします
つまり、あなたに万一のことがあれば数千万円の価値がある不動産が家族に残されるわけですから、無理に高いお金を払って別の生命保険に入る必要はないのです。
家のローンを払い終わった後も、生命保険に入る必要はありません。
残された家族にお金が必要なら、その家を売却すればいいからです。
とにかく、日本人は保険が大好きです。生命保険から医療保険、最近は年金保険や収入保障保険といったものまで毎日のようにテレビCMが流れています。その結果、日本人のおよそ80%が生命保険に加入しているという状況になりました。
海外の生命保険の加入率は、アメリカで約50%、イギリスは約25%、ドイツは約40%といいますから、日本の加入率がいかに高いかがわかるでしょう。
末岡 よしのり : パーフェクトパートナー株式会社代表取締役


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