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オミクロン株「潜伏期間短く、感染が速く広がる恐れ」…重症化リスクは低い可能性も&モデルナのブースター接種、オミクロン株に有効

2022-01-11 08:30:00 | 日記
下記の記事はヨミドクター様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

感染力が強いとされる新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」について、重症化リスクなどの解明が進んでいる。
オミクロン株


東京大など国内の研究機関が参加する研究チーム「G2P―Japan」は、ハムスターに新型コロナを感染させた。オミクロン株を感染させた場合、気管支や肺の奥でのウイルス量は、デルタ株に比べ2~4割にとどまった。デルタ株に感染したハムスターの体重は5日間で約15%減ったが、オミクロン株の場合はほぼ変わらなかったという。
デルタ株は表面の突起にある「P681R」という変異が重症化リスクを高めるとみられるが、オミクロン株にこの変異はない。チームの田中伸哉・北海道大教授(病理学)は「オミクロン株はデルタ株より重症化しにくい可能性がある」と指摘する。
豪メルボルン大などの研究チームは、コンピューターでオミクロン株の突起の構造を解析。オミクロン株は、ウイルスを攻撃する「中和抗体」の働きを弱めるという報告があるが、免疫細胞の一種「T細胞」による免疫の働きは維持されているとの成果を発表した。
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米疾病対策センター(CDC)の分析によると、感染から発症までの潜伏期間はオミクロン株で約3日間だった。デルタ株の約4日間よりも短く、感染が速く広がる恐れがある。田中教授は「感染者が増えれば重症者も増え、病床が 逼迫
ひっぱく
 する恐れがある。対策を続ける重要性は変わらない」と話す。


モデルナのブースター接種、オミクロン株に有効 中和抗体価が約37倍に

世界的に猛威を振るう新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のオミクロン株について、ワクチンの有効性に関する新たなデータが示された。米・モデルナは12月20日、同社製のメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンの3回目接種(ブースター接種)により、オミクロン株に対する中和抗体価が大幅に上昇したと発表した。ブースター接種で使用される50μgでは接種前と比べ約37倍、100μgでは約83倍の抗体価が得られたという。(関連記事:「 オミクロン株、再感染リスクに懸念 」)
「当面はブースター接種に注力」
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※画像はイメージです


モデルナでは次々に出現するSARS-CoV-2の変異株に対応するため、これまで継続的にブースター接種用のワクチン候補を検討してきた。今回報告されたのは、現在用いられているワクチンmRNA-1273(50μg/100μg)に加え、変異株に対する多価ワクチン候補mRNA-1273.211(50μg/100μg)とmRNA-1273.213(100μg)のブースター接種者20人から得られた血清データ。米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)ワクチン研究センターと米・デューク大学メディカルセンターが設置した研究室で、それぞれのワクチンのオミクロン株に対する中和抗体を評価した。
検討の結果、ブースター接種後29日で、mRNA-1273の50μg群ではオミクロン株に対する幾何平均抗体価(GMT)が接種前の約37倍に当たる850に、同100μg群では約83倍に当たる2,228に上昇していた。また多価ワクチン候補でも、ブースター接種により50μgと100μgの両群でオミクロン株に特異的な中和抗体が高レベルに上昇した。副反応については、mRNA-1273の100μg群で安全性と忍容性が認められた。
同社最高経営責任者(CEO)のStéphane Bancel氏は「将来的な必要性に鑑み、オミクロン株に特異的なブースター接種ワクチン候補の開発を臨床試験段階に進めたい」とコメント。一方、mRNA-1273による中和抗体価の高さやオミクロン株の感染力の強さなどを踏まえ、当面はmRNA-1273のブースター接種に注力するとしている。(平山茂樹)


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