2015年春にであったふしぎな縁の男性とのことをおもいだしつつかいております
その冬のことです
それまではどんなことがあっても、夫の実家には盆暮と顔を出していたワタシでしたがさすがに会話のないままの年末をすごすことになって半年以上が経ったころには、夫の実家でだけ会話するなんて考えられるはずもありません
ついに行かないときめました
これはもう事実上、離婚をいつにするか、と言うだけのことで、それでも経済的なこと、精神的なことを含め、そんな決断をしたものの、まだまだ迷いに迷っていました
どこかでまたうまくやれるのではないか、まだなんとかするすべはあるのじゃないかと考えながらも、事態が好転することはなかったのです
心ここにあらずのままその年は暮れ、明けました
記憶が飛んでいるくらい、日々重く苦しく、仕事のこともよく覚えていないなかでの2016年
じつはこのときはそんな精神状態のため、例の営業さん(縁ある男性)ことはすっかり忘れていたのです
当時住んでいた地域には神社があまりなく、相当遠くまで行かねばならなかったのですが、ぼろぼろの心でひいたおみくじは「大吉」でした
なんでこんな人生の一番の暗闇の中で、大吉がでるのが不思議であることと、状況のギャップが酷すぎて参道を下を向いて歩いていた景色は今もおもいだせます
おもえば結婚してから大吉が出たことなどなく、そうとは気づかない内に運気がかわっていったことを考えていました
ずっと何かと何かの間に挟まれて生きていたなと思える余裕もないほど、ありとあらゆるものの渦中にいつも置かれていたのかもしれません
そしてそのことから心を逃すために、いろんなものを好きになったり、外側に外側に楽しさを求めていました
なのでその年の2月から状況は変わらない中で、仕事の方向性がかわってきたときあそんでいる場合じゃないなとかんじてきていたのです
心の変化はやがて春を迎える頃にやってきました