30日、昭島警察署 の地域第3係により保護され、署からRJAVに移送された顔面損傷の猫は、
『昭島 ピーポくん』 と命名したことをご報告します。
引き続きご支援のほど、お願い申し上げます。
※大晦日、お正月という事を考慮し、あまりに衝撃的な画像を控え、さかのぼって公表する事と致しました。
※24時間体勢での看病と、添い寝のため人間が体調不良となり、更新が遅れましたことをおわびします。
地域猫活動でこの子をTNRした方、情報を下さい 070-6556-5611佐藤まで。
保護場所: 昭島市拝島町2-18付近、国道16号の歩道、近くで工事中
個体情報: 右耳カット、♂、4.36㎏、はちわれ模様の白黒、前足胸腹白、おとなしい性格
お願い: 付近で猫に餌やりをしている方、同様の怪我している猫を保護した方からの情報お待ちしています。
rjav311@yahoo.co.jp
12月30日、警察署がRJAVへ重症のこの猫を連れてきており、その45分後の午後4時ころには動物病院にて診察を受けました。
その所見については、前回ご紹介しております。
http://blog.goo.ne.jp/rjav/e/70cc7630882da9504e31a923d4348ec2
さらに大事をとって、別の動物病院でも診察+レントゲン撮影をお願いしました。
動物病院にて撮影。
外傷性の口蓋破裂です。(口と鼻の壁の破裂)
口と鼻が開通している状態で、食べたものが嚥下しづらく体重、体力減少が心配です。
当初、交通事故と思われましたが、顔面以外どこもケガ、骨折などなく、内臓も問題ありません。
これまで何度か交通事故の猫を保護・治療しましたが、横隔膜、肺などの損傷もなく正常です。
口蓋が、完全に上下左右にずれています。
これにより顔面が横に広がり目の位置がずれ、黒眼が中央に位置しません。
両目の間が異常に開いてしまいました。
顔がパンパンに腫れており、痛いらしく触れると嫌がります。
全く自力で移動できません。
一日4回の強制給餌をしていますが、口蓋の縦の割れ目から鼻へ行き、鼻から出てきて辛そうです。
嚥下が難しいため、気管や肺に誤飲しないよう、少しad缶を入れてモタッとした液体にしています。
眼と口、鼻からの出血が止まりません。
血液検査の結果、FIV陽性、貧血、かなりの炎症でWBC(白血球)が急増。
化膿してものすごい匂いの原因です。
GRANSの増加は、顔面殴打による恐怖などのストレスと思われます。
脳へ炎症が拡がらないよう、今は強制的に抗生剤を投与しなければなりません。
ご支援のお礼
これまでこの猫について一度しか発信しておりませんが、ご寄附・物資支援を送って頂きました皆様には、
たいへんに有難く感謝の言葉もございません。
同時に、責任の重さを痛感しております。
本当にありがとうございます
ぜひ一度、RJAVのシェルターへボランティア、見学にいらして下さい。
http://blog.goo.ne.jp/rjav/c/edb4af00360b0de83379bbe046ce3d53
ボランティア参加・里親希望等の見学は
予定日、お名前、性別、年齢、当日連絡先(携帯)、居住地域、飼育経験のある動物などを入力し予約して下さい。
rjav311@yahoo.co.jp
RJAVは阪神大震災における救護活動のノウハウを活かし、本来の目的からブレることなく
ケガや病気の犬猫を慎重にレスキューし、その生存と回復を的確に果たしてきました。
保護した動物の画像を使ってその悲惨さを知らせ、寄付を呼びかけ続けることも必要ですが、
何より緊急に運ばれた動物の治療やシェルター内での処置・看病を最優先にしています。
ブログ更新と現行にタイムラグが生じることをお許し下さい
残念ですが、わが国では所有者のいない動物の生命は遺失物でしかなくそれ以上ではありません。
以下はその一例です。
ある地方の団体シェルターでは、今回の震災後大量に被災犬猫を捕獲し
その画像で繰返し寄付を集めるも、主体となる犬猫の治療や世話を充分にせず
元気な子を含む大半を死なせてしまい 山積みの死体を繰返しドラム缶で焼いて、
敷地に埋めるという非常に痛ましい事件があり、報道されました。
施設の関係者から連絡があり現状を知る事となり、非常に驚きました。
そこでRJAVでは、緊急性の高い重篤な猫を数頭引取りました。
現在も、死なせる事なくボランティアさん達の協力で、治療と看病に取り組みすべて回復へ向かっています。
症状は、長期栄養失調で歯が抜け、低体温、貧血、腎臓機能3分の2を失う、
口内炎を治療せず長期間放置し、舌や口腔内に穴が開き大出血、等々の状態でした。
この施設が動物をきちんと治療し、世話をしていたならRJAVは、他の不幸な動物を救っていました。
何も訴える事ができない動物たちを保護する団体のはずが、
動物を大量に犠牲にして何かを得たとしたら、社会的責任を問われるのは当然です。
残念ですが、もはや存在意義はありません。
すべては関わる人間の自覚と能力により、動物たちの運命が左右されてしまいます。
RJAVにはスタッフはおりませんが、熱心に通い続けてくれるボランティアさんのご協力により
確実に実績を重ねております。
しかしながら、熱意だけでは生命は救えません。
皆様のご支援がなければ、シェルターを維持し保護することはできません。
更新の遅いブログですが、動物の様子をぜひ見守ってください。
ご支援の方法
※ネットで振込みが可能です。*Web donations are possible.
※不定期で、活動報告を郵送します。*We will send you up-dates on our activities.
①ご寄附
金額は任意(都度のご支援)
②一般会員様
・月会費 1.000 円(月払いご支援)
・年会費 10.000 円(年払いご支援)
③法人会員様
・月会費 10.000 円(月払いご支援)
・年会費 100.000 円(年払いご支援)
※会員様には活動のご報告を郵送もしくはメール致します。
<振込口座>
ゆうちょ銀行
郵便振替口座
番号 00210-7-101037
名義 どうぶつ支援
他行からは 店名〇二九(ゼロニキユウ) 当座 0101037
<払込票に会費または、ご寄付の記入をお願いします。>
銀行口座
みずほ銀行 向ヶ丘支店(540)
普通預金 1262115
名義 RJAV
<領収証ご希望の方は、メールかコメントでご住所をご連絡ください。>
rjav311@yahoo.co.jpあて
クレジットカードでのご寄付が可能になりました。
Donation by Credit Card
https://www2.donation.fm/rjav2/ (日本語)
https://www2.donation.fm/rjav/ (English)
皆様のご理解とご支援がなければ、日々一頭一頭の食事、医療を
続けることができません。
すべての動物たちを安楽死せずに、治療し守り続けています。
少しずつでも結構ですので、ご支援のほどお願い申し上げます。
代表理事 佐藤厚子