(社)RJAV被災動物ネットワーク  Rescue Japanese Animal Victims 

被災地・殺処分・虐待からの犬猫保護施設。ご支援で一頭一食を!必達・人と動物同行避難

②長期放浪しているワンコについて

2013年09月26日 | お知らせ&活動報告

9月25日のブログにて、『長期放浪しているワンコを救護に向かいます。』
と、お伝えしました。
http://blog.goo.ne.jp/rjav/e/537a50b650f8af24ef8788670d20fe2c



他団体やその個人の関係者との事情があり、事実関係の公表を控えてまいりましたが、
何件もお問合せやご心配頂きましたので、差しさわりのないところで情報提供させて頂きます。
お問い合せ頂いた支援者の方々には個別にご説明しましたが、無用なトラブルを避けるため
場所を公表するのを控えておりました。
また、なぜ、その犬が長期にわたって放浪生活をしなければならなかったか、
その事情も判明しましたが、関係者を刺激しないよう公表しませんでした。
ご報告が遅くなりましたことをお詫びいたします。


RJAVでは9月25日救護に3名で向かいました。
場所は、富士吉田道の駅です。
長期放浪している迷い犬は、白く耳が垂れていました。
地元では「ケンちゃん」と呼ばれていました。
現地到着直前に私共へ地元の団体さんから電話があり
「帰れあれはウチの犬だ。」
という猛抗議があり活動が一時的に阻まれました。
現場へも現れ大声で怒鳴られましたが、施設の方が対応してくれました。

施設側の話では、繰返しこの地元の団体さんへ保護するよう連絡をしていたそうです。

RJAVでは他団体とのトラブルは極力回避するべきと考え、6時間ほど
現場待機をし、深夜から救護活動を再開しました。
しかし、大雨と暴風で「ケンちゃん」もどこかへ行ってしまい、朝方現れましたが
RJAVシェルターでのお世話があるため、26日の早朝には撤収しました。


「ケンちゃん」は富士吉田の道の駅の敷地内にある市の駐車場とドッグラン、
施設のレストランなどの屋根の下などを自由に行き来して、ドックランに来る
犬と飼い主の後をついては一日中移動しながら忙しそうでした。
かなり素走っこく、大変に頭の良い犬でした。
大雨の中、広い駐車場のど真ん中で横になって寝ている姿を見て大変に驚きました。
心配で近づくと、パッと一瞬で逃げ去っていきます。
あれほどの神経の使い方では、若くても相当疲れているはずです。
一日の食事の大半は味の濃い人間の食べ物です。
早く保護して必要なケアと去勢手術をしなければなりません。

市の駐車場には、仕事や様々な事情で車中生活を送る方々が滞在しており、
その方々がこの白い犬(ケンちゃん推定生後1年程度♂)に餌をあげていました。
特になついていたのは、年配のご夫婦の奥さんでした。









最新の画像もっと見る