富士男(富士山頂迷い犬を富士男Fujioと呼ばせて頂いてます)はどこから来たのでしょうか?
今日、富士男は捕獲器の手前にある餌と、捕獲器に身体を入れて、用心深く首を伸ばし、中の餌を食べたそうです。
間違いなく、捕獲器とその周辺に良い印象をもっているはずです。
写真家 植田めぐみさん 撮影 (以下2枚)
捕獲器周辺での滞在時間が長く、大胆になりました。
めぐみさんには捕獲器の手前には餌を置かない。
捕獲器の一番奥の肉を出来るだけ固定し、食べにくくするようメールでお願いしました。
これにより、一歩踏み込んで 中の踏み板を踏んでくれると思います。
一瞬で、ふたが閉まります。
今回、富士登山に詳しい方々にご協力いただく中、「ペット同伴で登山する人」が以外に多いことを知りました。
富士男もその一頭だったのでしょうか?
行政では登山客が連れてきたと考えているようです。
富士男は途中ちょっとした事で飼い主さんとはぐれてしまい、毎日たくさんの人の中に飼い主さんの
姿を探し続けているのかも知れません。
必ず逢えると信じて・・・。
一人孤独や空腹と闘う富士男が、早く家庭での暮らしができるよう、富士山に登られる皆さんのご協力をお願いいたします。
どうか、そっと見守って下さい。
報道で取りあげて頂いたように、富士山のような過酷な環境にペットを連れて行く事は、ペットの一生を大きく変えてしまう事になり
かねません。
(社)富士宮市観光協会 の「よくある質問」にも ペット同伴登山をやめるよう注意喚起しています。
14 愛犬と一緒に登山をしたいのですが、連れて行っても大丈夫ですか?
富士山の自然環境を守り野生鳥獣保護の為、ペットなどを連れ込まないようにしましょう。
他の登山者の迷惑になる場合もあります。
http://www.fujinomiya.gr.jp/tozanfaq.html#faq04
1日も早く、食べ物と水、安らげる場所で眠れるようにと祈っています。