雲仙の普賢岳に紅葉狩り登山に出掛けました。
予報はあまりよくなかったのですが、運が良ければ、雨には降られないと予想し決行!
早めの下山対策で、なんとロープウェー利用という禁じ手を使ってしまいました。
歩くと40分かかりますが、ロープウェーは3分!
天候とにらめっこなので苦肉の選択!
結果として、選択は間違っていませんでしたので、良しとしましょう。
仁田峠駅からロープウェーが動きだし、一気に高度を上げると、次第に山のコントラストがはっきりしてきました。
お天道様が、出ていればもっとすばらしかったと思いますが、雨に比べればありがたいこと。
1333mの妙見岳駅はガスの中。
妙見神社にお参りして、普賢岳を巡る周回コースのスタートです。
基本的にアップダウンを繰り返しながら進みますが、進めど進めどガスの中で、風も強い!
それでも時折、ガスが薄くなり、見事な山肌が視界に入ります。
強風雨による倒木、崩壊等のため、普賢岳新登山道の一部区間(西の風穴~霧氷沢分かれ)が通行止めとなっていて、前日までは鬼人谷口から茶屋に抜けるショートカットしか通れなかったようですが、たまたまこの日から開通とのこと。
新登山道を歩くのを楽しみにしていましたので、期せずしてうれしい誤算?でした。
ここの、新登山道はとても雰囲気のある道で、ふかふかの落ち葉や苔むした石の階段はとても幻想的でした。
崩落地点では、ヘルメット姿のボランティアの方が登山者のために、見張りに立っておられ、頭が下がりました。
途中、環境庁の職員の方にお会いし、登山道の脇にたくさん残る氷室や蚕の保存に使われた岩屋の説明を受けたり、とても有意義な山歩きでした。
標高の高いところは相変わらず、ガスと強風でアウターの着用を余儀なくされましたが、普賢岳ではたくさんの登山者にお会いしました。
半分ぐらいの人は、ピストンの登山者だと思いますが……
天気が良ければ、普賢岳の目の前に平成新山の独特な山容を見ることができたはずですが、次回の宿題になりました。
山頂直下の風の穏やかな場所でランチを済ませ、仁田峠駅までのんびり下山したところでパラパラの雨!
やはり、今日のロープウェー利用は大正解でした(^O^)v
普賢岳は紅葉の季節にはまだ行ったことがないので、行ってみたいです。
紅葉茶屋付近とか綺麗なんでしょうね~
ほんと、雰囲気のいい登山道でしたよ。
今週末くらいまで見頃だと思います。
バボさんの所からはアプローチが大変かもしれませんが、大崩山へのアプローチに比べれば、フェリーで仮眠が取れます(笑)