『1011』~thee michelle's night XX

DJイベント「ミッシェルナイト」開催告知ブログ🙂
~毎年この時期になると彼らを思い出さずにはいられないあなたに捧ぐ

ミッシェルナイトにむけて。

2009-10-05 16:47:00 | 管理人から
(一部支配人の部屋より転載)
いよいよ来週にせまったミッシェルナイト!
おそるおそる他のミッシェルナイトイベントをサーチしたら、まああるわあるわ(笑)

みんな10/11にきっちり押さえてます。

しかーし、我々アラサーアラフォーのためのミッシェルナイトは10/12(笑)
なぜか一日過ぎたらイベントが見当たらない・・・
わたしらどうにも間抜けな印象ですね(笑)

しかし日付が違えど、気持ちは同じ。
慌てず騒がず、ミッシェルで育った自分等を労う日にしたいです。

年々思いますが、やっぱり長く生きると存在が無くなったものに対して心底熱くなるパワーが弱まる気がします。
だからこそ唯一の頼れる確かな思い出にしがみつくのであり、しがみつける思い出があることを味わいたくなっていくのかもしれないですよね。

とはいえミッシェルの解散や、アベの死という事実。
10/11は毎年いやおう無く訪れるトラウマの日。

ネットを見てるとそのことでミッシェルを聞きたくないというか、
時間を過ぎ去らせたくないかのようにミッシェル断ちをしている人のコメントをよく見ます。
その思いはとてもよくわかります。自分も最初はとまどいました。
でも、日常ふとしたことで耳にしてしまう彼らの音楽…。
そのたびに思い出すのは楽しかった思い出ばかり。だから悲しみも増すのですが
その思い出迷子の呪縛から逃げられないなら、自分で切り開いて道を変えようと
思ってはじめたのがミッシェルナイトだったんですよね。
古くから一緒にライブを見てきた仲間達とはじめた思い入れの強いイベントでした。

同じようにライブに行き、ミッシェルのルーツを愛し、彼らの成長を見ながら
自分達も置いていかれないように沢山の音楽をきいてきたような人たちがニヤリとするだろうな音楽を集めたイベントにしようと企画しました。






今年で気づいたら6年め。
だんだんと当初の仲間達はばらばらになって、告知をすれば今はミッシェルの
現役時代を知らない世代の若い世代の子達が集まってくれるみたいなイベントになってきました。

そして今年。アベが亡くなって…自分らは果たして彼らと同じ気持ちでもりあがっているんだろうかと徐々に疑問がわいてきてしまってました。
8月にお声がかかった超満員のTMGEイベントでDJをさせてもらって、
それに答えが出ました。

ミッシェルファンはまた新しく生まれてきていたんだな、と。

解散直後はかけても見向きもされなかった初期ミッシェルの盛り上がり曲の
「ビバラミッシェル」「いじけるなベイベー」でクライマックスを迎えてる会場のお客さんの盛り上がりを見たときに心から泣けてきました。
「アベッキーに見せたかった・・・」

自分達が好きになった時代の音楽に対して世代がかわっても、同じように彼らのファンが自然に拳をあげている姿。我々がその頃にしていたことと同じ景色がありました。
「なんにも変わってないんだ」それがとても嬉しかったんです。

自分があまり思い出したくない終局付近のミッシェル。
それを心の中では否定しながらも表向き肯定してるかのように、見てみぬふりをしてきたここ数年のミッシェルナイト。やっと次にいける気がしました。
だから今年は思い切りましたよ。

今年はスタート時からの夢だった、ミッシェルをとりまく成長の歴史に影響をうけたDJ面々によるルーツナイト。

ルーツからうまれて昇華し完成したミッシェルミュージックの原点と、完成形のミッシェルガンエレファント。その対比。
そこに改めてスポットをあてたい。そして心から彼らの功績をたたえたい。
これがヤングから中年に変わった(笑)我々古参ミッシェルファンからミッシェルへの感謝の気持ちというか、愛情表現。(笑)

そう、テーマは「THANK YOU FOR TMGE」なのかもしれないです。

他のイベントより、きっとつまんないイベントかもしれないですが。だからこそなるべくリーズナブルにチャージを設定しました。
地についた自分のミッシェルへの想いを確認できる夜になればと思います。

過去をみつめる日。未来に夢を見る日になるのかもしれません。
集まってくれるDJの面々とともに、アベッキーに恥じない夜にしたいと思います。

お集まりいただける方は、どうぞ楽しんでいってください。


ミッシェルナイトまであと7日。