夏のシーズンフジテレビの月9は、新川帆立の同名小説で“競争の番人”こと公正取引委員会を舞台にした痛快エンタメミステリーの実写化。坂口健太郎X杏主演「競争の番人」第6話「怒涛の後半戦、開幕! 着物業界の女帝が私的独占!?」見ました。
ダイロクは、他の事業者の参入を妨害する「私的独占」の疑いがある大手呉服店を調査することに。社長の千尋(真飛聖)は‘女帝’の異名を取り、情報提供者は千尋の元から独立した香澄(萩原みのり)だ。小勝負(坂口健太郎)と白熊(杏)は、千尋の店の着付け教室に参加後、香澄の店へ。一方、桃園(小池栄子)が千尋を聴取したいと名乗り出る。実は2人には因縁があった。
初めて、面白いと感じたのは、1話完結にしたからでしょうね。スピードもテンポも申し分ないし、桃園演じる小池栄子のおかげで愉快、痛快な展開の上に、まさかの大逆転まで。。北条政子の子孫と見ました(笑)着物業界など全く知りませんが、実に面白い着眼点で私的独占は、下降した業種では、残存者利益を得ることが多々あると思うので大手呉服店の話として、スムーズに心に入ってきました。さらに小勝負が見つけた、着物の反物の重さ、軽さが今回のエピソードの肝になり、主人公ぽかったですね。この調子で言ってもらえば最終回まで見れるかもね。ただ一番の課題は白熊の存在かも、杏ちゃんは嫌いではありませんが、彼女の必要性が未だにわからない僕がいます。
☆☆☆1/2