2023年度前期放送のNHK「連続テレビ小説」第108作目は、日本の植物学者・牧野富太郎をモデルとするオリジナル作品。長田育江脚本X神木隆之介X浜辺美波主演「らんまん」第16週「コオロギラン」第77話見ました。
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つわりで食欲のない寿恵子(浜辺美波)。何か食べさせたいと、万太郎(神木隆之介)が困っていると、そこへ藤丸(前原瑞樹)がやってくる。藤丸のすすめで揚げ芋を作ると、寿恵子は美味しく食べることができ、ひとまず安心。その後、丈之助(山脇辰哉)、ゆう(山谷花純)、福治(池田鉄洋)らも交えて井戸端で残りの揚げ芋を食べていると、突然、藤丸が、大学を辞めたいと言い出して…
ついに植物学教室から脱落者か⁉️藤丸の心の優しさ、草花を愛する気持ちは、あの時代には普通だったでしょうに。学問の場が戦さ場だと言いきられたことに至極当然と思う自分と、皆で植物学を盛り上げれば良いのにと思う自分がいました。どちらが正しいとか間違っているではなく、学問をどう捉え、極めるかなんでしょうかね。しかし、おゆうの言葉に心が震えました。「「とどまっていてもつらい。逃げても痛い。どっちにしろ、引き受けるんだよ。(自分がいない方がいい)理由をかき集めているくらいなら、絶対後悔する」だよね。素晴らしい!
寿恵子はつわりがひどかったのね。だいぶ前のことなんで本人に聞かないとわかりませんが、うちのマダムは何でも食べてたかな。ご飯の匂いはダメだったかも。藤丸のポテト揚げは、どうだろう、食べれたかな。相変わらずシリアスとコミカルの塩梅が上手い演出。
☆☆☆3/4