金ヶ崎からの撤退戦を命からがら生き延び、京の信長の屋敷に戻った家康と藤吉郎。金ヶ崎のなんだかんだを見たかったなぁとは思いながら、そんなことはお構いなく、信長は,家康に浅井・朝倉討伐の先陣を命じ、自分をまるで家臣のように扱う信長に反発した家康なんですが,逆らえば自分の命が危ないからへたれてしまうところがまだまだ若い。さらに、自分の居城である岡崎城を息子に譲り、家康自身は引間城へ移れとまで言われた。三河国内の統治にまで信長に口を出されて、腹に据えかねた家康の表情、思い、松潤頑張ってましたね。ついに姉川を挟んで織田・徳川連合軍と浅井・朝倉連合軍が激突することとなった。信長は、家康に先陣を切らせることにした。家康が裏切るかもしれないと懸念したのだろう。背後に織田軍が控えていては、徳川軍は前へ進撃するしかないからだ。それでも家康を信じ切れない信長は、秀吉に動きを見張らせた。嫌な信長、ゲスな秀吉、古沢良太の脚本では,こんな感じになりましたね。裏切るのか裏切らないのか、どうする家康、合図のほら貝が鳴らされてもまだ迷っていた。そこへ信長軍が徳川陣に鉄砲を撃ちかけてきた。早く攻めろと尻を叩いた姿は,むしろ視聴者も同じ思いでしたかね。ラストの間者は,後の徳川四天王のひとり、井伊直政でしたね。
☆☆☆3/4