シン・ケニーのひとりごと通信

マイルス・テラー主演「ジ・オファー / ゴッドファーザーに賭けた男」第4話「ドンピシャな黄色」

1972年に公開され、同年度のアカデミー賞で作品賞・主演男優賞・脚⾊賞を受賞した映画「ゴッドファーザー」。映画のプロデューサーを務めたアルバート・S・ラディを主⼈公に、名作誕⽣の舞台裏にあった危機を描くドラマ マイルス・テラー主演「ジ・オファー / ゴッドファーザーに賭けた男」第4話「ドンピシャな黄色」見ました。

 

 

主演俳優の選考過程で、マーロン・ブランドとアル・パチーノに対して出演交渉が進められる。ラディはエヴァンスとコッポラの間で板挟みになる。ラディはコロンボの協力を取りつけ、映画化に向けて一歩前進するが...。
このタイトルの意味が最初わかりませんでしたが、まさかゴッホを出して来るとは。。。今さらながらですが、フランシス・フォード・コッポラを演じる「ファンタビ」のダン・フォグラー。素晴らしいですよね。似ているだけでなく、コッポラならそう言うよね、考えるよねが彼の口から出るたびにまさかのコッポラ激似状態で、いつの間にか好きになっていました。コッポラといえば、「ゴッドファーザー」を高校生の時に見る前に中学生時代に丸の内ポカデリーで見た「フィニアンの虹」や丸の内松竹で見た「雨のなかの女」の2本が非常に印象深く、この監督は娯楽性を追求しているのか芸術性を追求しているのか、映画好きの同級生と議論したことを思い出しましたねぇ。脚本は当初はハリウッドでは類を見ない原作者が書くというのをコッポラとの共同にかえたラディも先見の明がありましたね。脚本を書ける監督は非常に重要な存在ですから。問題は誰をドン・コルレオーネにし、誰を息子たちにキャスティングするかなんですが、マリオ・プーゾがまさかマーロン・ブランドに手紙を送っているとは知りませんでしたし、エヴァンスがコッポラが起用したいマイケル役のアル・パチーノをかたくなまでに拒んでいるところが、この映画のキャスティングがいかに大変だったかを知る素晴らしい教科書じゃないですかね。今や「ゴッドファーザー」のキャスティングに誰も文句はつけませんよね(笑)これまでで一番素晴らしいエピソードかと。
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