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シン・ケニーのひとりごと通信

グレタ・ガーウィグ監督Xマーゴット・ロビーXライアン・ゴスリング主演「バービー」

アメリカ合衆国の玩具メーカーマテル社が発売、世界的にヒットした着せ替え人形バービーの実写映画化。グレタ・ガーウィグ監督Xマーゴット・ロビーXライアン・ゴスリング主演「バービー」見ました。









ピンクに彩られた夢のような世界「バービーランド」。そこに暮らす住民は、皆が「バービー」であり、皆が「ケン」と呼ばれている。そんなバービーランドで、オシャレ好きなバービーは、ピュアなボーイフレンドのケンとともに、完璧でハッピーな毎日を過ごしていた。ところがある日、彼女の身体に異変が起こる。困った彼女は世界の秘密を知る変わり者のバービーに導かれ、ケンとともに人間の世界へと旅に出る。しかしロサンゼルスにたどり着いたバービーとケンは人間たちから好奇の目を向けられ、思わぬトラブルに見舞われてしまう。



見る予定ではなかったのですが、「レディ・バード」「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」のグレタ・ガーウィグがわざわざなんでこんなハリウッド映画を選んで撮ったのか、金に目が眩んだのか確かめるために見ることにしました。すいません、完璧に間違っていました。ノー天気なハリウッドお馬鹿映画かとタカを括っていましたが、ぜーんぜん違いました。バービーは、白人主義とかフェミニズムの代表とか時代とともに変わっていたと思いますが、ブロンド白人女性はノー天気とか、一緒のケンは自己顕示欲の塊とかステレオタイプな印象は、近年まで変わらなかったかと。この映画、自分が住んでる世界が全てのバービーランドのバービーとケンがリアルワールドに入り、自分のアイデンティティを疑い、目覚めるまでを描く、すべてのジェンダーに、自分を信じることを思い出させてくれる映画でしたね。さらに、「2001年宇宙の旅」のパロディから、さまざまな、小ネタに何度も笑ってしまいました。この映画を成功させたマーゴット・ロビーの目まぐるしく変わる表情に圧倒されましたし、ライアン・ゴスリングの自虐ネタにもくすくす笑いが止まりませんでした。



☆☆☆3/4



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